どーも。コロナ禍に約20倍になったスノーピーク株を爆上げ前に保有していたのに怖くて安く売ってしまった株センスのないサラリーマンキャンパーCarlosです。
そんな加熱していたスノーピーク株ですが、現在かなり下がっています。
アウトドアファンとして良いタイミングで買い直せればと思っているので、スノーピーク株の情報を整理してみました。
「落ちてくるナイフは掴むな」
株式では、割に有名な格言です。
急落時の銘柄は落ちてくるナイフのようなもので安易に掴むとさらに下がって大怪我をしますよ。というとても身に染みる格言です。
年始から新型コロナウィルス「オミクロン株」の影響でいろいろな企業の株価が下がりまくっています。
銘柄によっては2020年GWのコロナ禍の最安値と並んでしまったという企業もあります。
スノーピーク株も同様に、というかそれに輪をかけて株価が爆下がりしています。
コロナ禍のスノーピーク株の値動き
まず、コロナ禍のスノーピーク株の値動きのおさらいです。
スノーピークはこのコロナ禍で株価約20倍になり株式市場を賑わせた銘柄の一つです。
この記事を書いたあと、さらに最高値を更新し続け、2020年3月の最安値513円から約20倍の最高値8,980円まで上昇し、12月に株式を2分割しました。
(株式分割:株価好調な会社が株式を分割することで値上がってしまった単価を下げて買いやすくすること。)
そこからです。
分割前の最高値をピークに、すごい勢いで下がり続け、たった2ヶ月間で50%近く下がりました。4,490円→2,300円(分割前の株価で8,980円→4,600円)
完全にダウントレンドに入っています。
グラフがエベレストみたいになっています。スノーピークだけに。
下落はオミクロン株の影響だけではない。
そしてスノーピークの場合は、オミクロン株の影響だけで下がっているわけではないといえます。
実際に株価が下がりはじめたのは、年末よりも前のため、キャンプブーム、シーズンオフ、コロナ需要、投機マネーの影響などによるものと考えられます。
2021年の秋口の急上昇と分割後の急下落は、完全に投機マネーの影響によるものだと考えて良い気がします。
先日はスノーピークの月次が発表されて売上前年比の伸びに陰りが見えストップ安も記録しました。
これまでスノーピークの「実質の価値以上」に上昇をしていた株価は、これから「実質の価値以下」まで下がると思います。
どこで買い直すか
買い直すタイミングは株価が実質の価値を大幅に下回ったちょうど良いタイミングです。
大切なのは、どの地点が「実質の価値」なのかです。
そこのちょうど良い価格を株の神様バフェットさんとかはちゃんと測れるんでしょうが、僕はそういう見極めは無理なので
「この値段だったらさらに下がっても後悔はない」というシンプルに僕が個人的に許せる価格を狙おうと思います。
つぶれる会社ではないと思いますが、いずれは、広げまくった売場の縮小や、アウトドア以外の事業(ファッション事業とか、明らかに高い家具事業とか)の見直しが必要なのではないかと思います。
とはいえ、年末にふるさと納税で三条市からスノーピーク製品が出されたらあっという間になくなってしまったという例もあるので、根強い人気はたぶん変わらないと思います。
本日1月24日(月)の株価の終値が2,336円でした。
分割前の株価でいうと4,672円なので、僕的にはまだ全然高いと思います。
もうちょっとしっかり下がりきるまで慎重に待とうかなと思っています。
また過去に紹介したアウトドア関連株、カンセキもアルペンも同様にかなり下がってきていますので、優待狙いで要チェックです。
まとめ
以上、株価が急落中のスノーピーク株をどのタイミングで買うかということをまとめてみました。
アウトドア大手のスノーピークの売上前年比の伸びに陰りが見えたということはキャンプブームのピークも過ぎてしまったという可能性もあります。
もしかしたら、ひとつのターニングポイントかもしれません。
でも、これからは本当に好きな人たちだけのものになると思えば、少しだけうれしい部分もあります。
好きなアウトドア関連株だから、儲からなくても持っていれば構わない。という初心に戻ればよいのかなぁと考えています。