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インドアな僕がアウトドアの世界にズブズブにハマっていくというイン&アウトドアなブログです。

「炭の火起こしの方法」を写真と図解でわかりやすく解説

※本ページにはプロモーションが含まれています。

どーも。ファミリーキャンプ歴8年、サラリーマンキャンパーのCarlosです。

今回は、今さらながらですが「炭の火起こしの方法」をたっぷりの写真と図解でわかりやすく解説しようと思います。

僕も今ではうちわも着火剤もほぼ使わず、変な汗もかかずに炭に火を起こすことができるようになりましたが、BBQデビューの頃はみなさんと同じく、全然炭に火が着かず子供や奥さんたちにプレッシャーをかけられまくっていました。

8年前の僕が一生懸命スマホで検索した時と同じように、炭の火起こしに悪戦苦闘している全国のお父さんのヒントになれば幸いです。

 

ソロ焚き火で鍛えた火起こし技術

子供が生まれてからリスタートしたファミリーキャンプ歴もなんだかんだで8年。それなりの長さになってしました。

BBQ→ファミリーキャンプ→ソロ焚き火→ソロキャンプへと移行しながら、基本的に焚き火は夏でもマストで行っていました。

数を重ねたおかげで、炎の扱いがわかってきたというか、炎のクセのようなものが少しずつ理解できるようになってきました。

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実は木炭って薪よりも火がつきにくいので、炭の火起こしには、それなりのスキルが求められます。

 

 

覚えておきたい「炎の特性」

炭の火起こしの方法の前に、覚えておくと必ず役に立つ「炎の特性」をお伝えします。

 

燃焼の3要素

少年ジャンプのマンガに友情・努力・勝利という3つの要素が必要なように、

火が起こるためには、小学校で習った燃焼の3要素といわれる熱源・酸素・可燃物が重要です。

炭の火起こしでいうと、マッチやライターなどの熱源(点火源)。木炭や着火剤などの可燃物。そして一番重要なのが目に見えない酸素です。

「空気の流れを意識する」ということを覚えておいてください。

 

いきなり大きな炭に火はつかない

ライターでいきなり炭を炙る人がいます。

これはドラゴンボールでいえば、まだタオパイパイにも勝てない段階でピッコロ大魔王に挑むぐらい無謀な行為です。

小さな火でいきなり大きなものには火は着きません。マッチの火→燃えやすい着火剤→小さい炭→大きい炭という風に、小さなものから確実に燃やして、少しずつ炎を大きくしていくのです。

 

火は上に昇る

水は上から下に流れますが、火は下から上に昇ります。

炭を組む時に「なるだけ火よりも上に炭を配置」を意識すると、上昇する炎を効果的に火起こしに活用することができます。

 

 

以上の3つの炎の特性を頭にイメージしながら火起こしをすれば、驚くほど火起こしが楽になると思います。

 

では、ここから実際に炭の火起こしを実践してみます。

 

 

用意したもの

・ロゴスの焚き火台

・DAISOの木炭

これで一袋分(110円)です。

1回焼き鳥をやるぐらいなら十分な炭の量ではないでしょうか。

さすがダイソー様。コスパ最高です!

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・余っていた着火剤

「文化たきつけ」というタイプのやつです。

別に新聞紙をねじったのでもOKです。僕はいつもはフェザースティック使います。

 

・おにやんま君3号

この夏に作った「おにやんま君」にもゲストとして参加してもらいました。

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炭の火起こしの方法

では、ここからは実際に炭の火起こしを解説します。

 

炭を組み上げる

実は炭の組み方が一番大切です。

まず、中心に着火剤を割って立てます。

着火剤の量は一枚の半分ぐらいで十分です。

 

その周りに炭を煙突状に並べる

柱となる大きめの炭を立てて配置します。

かまぼこ状の炭が多めだったので、着火剤をぐるっと取り囲むように2〜3段重ねました。

わかりやすく図解するとこんなイメージです。

さらにその上に炭を乗せます。

ジェンガのように高く積み上げられるだけ積み上げます。

ただ空気の通り道は意識する必要があります。

 

これで下準備完了です。

 

着火剤に火を着ける

最近マッチでの着火がお気に入りです。なんかレトロな箱も含め。

はじめは着火剤が燃えます。

湿気ているのか、薬剤が含まれているのか、煙もそこそこ出ます。

このタイミングにうちわや火吹き棒は不要です。

だんだん炎が大きくなりますが、これは着火剤が燃えているだけです。

ここで炭を崩してしまうと消えてしまいます。

 

10〜15分ほど手を出さず、ただ炎をやさしく見守ります。

※何があるかはわからないので火の前から離れるのは絶対にやめましょう。

 

この間、炭の中で何が起きているのかというと「煙突効果」というやつが起こっています。

煙突効果とは、煙突のような筒の中で空気が温まると、外気との温度差によって上昇気流が起こり、下からどんどん空気を取り入れては上に出ていく空気の循環ができる状態のことです。

図解するとこういうイメージ。

チャコールスターターも同じ原理です。

 

しばらくすると、炭の色が白く変わってきます。

そして炭が燃え出すと、炎も煙も落ち着いてきます。

6〜7割ぐらいの炭が白くなって来たな。という頃合いで炭を崩して平らにします。

余っている細かな炭を燃料としてプラスします。

これで完了です。

火加減もバッチリ!

ふふふ。

うん。うまい。

(最近は、自分で串打ちした砂肝を家族に振る舞うのがマイブームです。)

 

 

まとめ

以上、「炭の火起こしの方法」を写真と図解で解説しました。

簡単にまとめると、

  1. 火の特性を意識して炭をジェンガのように組み上げる。
  2. 着火剤に火をつけたら手を出さず、やさしく見守る。
  3. 炭の色が変わったら平らにして完了。

という感じです。ぜひ挑戦してみてください。

 

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