どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
今回のGW。帰省のついでに足をのばして、WESTやパーマークといった新潟県燕三条周辺のアウトドアショップ、そしてスノーピーク、村の鍛冶屋、キャプテンスタッグ、ユニフレームといったアウトドアブランドの本社巡りというかなりマニアックな聖地巡礼の旅をしてきました。
もちろんこのノリに家族は誰もついてきてくれるはずはなく、独りです。一人旅です。でも、本当に恐ろしく充実した旅でした。
- 燕三条とは
- 大切なひとつのルール
- スノーピーク(本社)
- 村の鍛冶屋本店(山谷産業)
- キャプテンスタッグ本社(パール金属)
- WEST三条本店
- バンドック本社(カワセ)
- ユニフレーム本社(新越ワークス)
- ストックバスターズ
- ベルモント本社
- パーマーク
- (おまけ1)セカンドアウトドア上越店とWEST上越店
- (おまけ2)白馬スノーピーク
- まとめ
燕三条とは
燕三条は新潟市と長岡市に挟まれた人口20万人に満たない(燕市8万、三条市10万)小さな街ですが、古くから地場産業である金属加工の街として有名で、数多くのアウトドアブランドの本社がある土地です。
燕三条には上越新幹線の駅があります。(新幹線駅の駐車場なのに60分無料)
あと駅のショップには、キャンプギアも売っていました。さすが聖地。
この駅を挟んで東側が三条市、西側が燕市と、とてもわかりやすいつくりの街でした。
ちなみに今年はふるさと納税もさせて頂きました。
大切なひとつのルール
この聖地巡礼の旅をスタートする前に、ひとつだけとても大切なルールを設けました。
聖地巡礼中は「どんなに欲しくてもギアを買わない。」というルールです。
ガチなショップをめぐる、店舗限定商品なんかもあったりする。シンプルに旅行の思い出が欲しい、ので本当に厳しいルールだと思いますが、買い始めたらかなりの散財が予想され、恐らく家族関係に影響を及ぼしてしまうので、、これは致し方ないのです。
(まあ最悪の場合はGWの滞在中にもう一回買いに訪れれば問題ないと)
では、「聖地巡礼の旅」のはじまりです。
スノーピーク(本社)
テレビでも良く登場する、スノーピークの本社と併設されているキャンプ場。
今回一番訪れたかった聖地です。
ショップが9:30オープンだったため、巡礼の旅一番目になりました。
キャンプ場ですので、三条市からはちょっと距離があります。
高原にあって、景色も建物も最高でした。
そしてキャンプ場の芝生が超きれいで、GWではないタイミングでぜひ泊りに来たいと思いました。値段も全然高くない。
本社工場の見学もできるみたいです。
新しくオシャレな温泉もできていました。
キャンプ場併設のショップには、ここでしか買えないタンブラーとか手ぬぐいとかいろいろあり、「ギア買わないルール」をいきなり一件目で破りそうになりましたが、過呼吸になりながらなんとか我慢しました。
(並んでいるのはキャンプ場の入場待ちのお客さんでした。)
続いて、スノーピークから車で30分ほど移動し、三条市内に向かいました。
村の鍛冶屋本店(山谷産業)
人気ブランド「村の鍛冶屋」です。
村の鍛冶屋は、基本ネットと卸の販売なのですが、唯一ここにだけショールーム的なショップがあります。
ただ、ものすごく残念なことにGW中はお休みでした。(でもこういったおおらかなところが僕は好きです。)
もしオープンしていたら確実に買い物をしてしまっていたと思うので、逆に良かったのかもしれません。
とてものどかな場所にあって、この場所であのエリステやTSBBQのホットサンドメーカーが生まれたとか考えると嬉しくなりました。
まさに聖地巡礼らしい楽しみ方です。
次はどこへ行こうと検索。
するとありました車で15分の距離にビッグネーム。
キャプテンスタッグ本社(パール金属)
数々のレジェンドギアをこの世に生み出してきた「鹿番長」こと、キャプテンスタッグの本社です。
スノーピークとはまた違った風格のある本社でした。
過去にもレビュー記事をいくつか書かせていただいています。
WEST三条本店
新潟にチェーン展開する人気アウトドアショップ「WEST」の本店です。
かなりの品揃えのアウトドアギアがおしゃれなレイアウトで並べられているいわゆる沼でした。
この本店にはキャプテンスタッグの旗艦店「CAPTAIN STAG Base」というインショップもあり、かなりの品揃え(おそらく全部)がありました。
家の近くにあったら隔週で通うでしょう。
店内ではオリジナルのラジオ番組が流れていて、雰囲気はWILD-1にとても似ていると思います。
実は親会社がキャプテンスタッグと同じパール金属。
さっきのキャプテンスタッグ本社がすぐ裏にあります。 なので、この場所が本店なのですね。
でかい看板の下はボルダリングウォールになっていました。
バンドック本社(カワセ)
実は地味に歴史のある無骨系ブランドBUNDOK(バンドック)。
スノーピークやキャプテンスタッグと比べると本当に小さな地元のおもちゃ問屋さんという感じでした。
(残念ながらなかなか交通量が多く、車を停めて写真を撮れませんでした。)
パップテントや焚き火チェアなど、特にソロキャンプブームになってから人気ですね。
次は、信濃川を渡って燕市へ。
ユニフレーム本社(新越ワークス)
大御所老舗ブランドのひとつユニフレーム。
もしこのキャンプブームが終わったとしても、雨後の筍のように出てきたブランドはほとんど無くなるでしょうが、このユニフレームはずっと残ってるんだと思います。
焚き火テーブルやスティックターボなどのレジェンドギアも多く。僕もシェラカップやポールなどユニフレーム製品を使っています。
ストックバスターズ
アウトドア関連のお店ではないですが、燕三条でかなり有名なストックバスターズというアウトレットショップです。
ユニフレームの本社から車で5分ぐらいでした。
和平フレイズというメーカー(でも、このメーカーも100均アウトドアグッズとかで目にしたことあります。)が運営していてテレビでもみたことあります。
包丁やカトラリー、食器などがとんでもなく安い価格で売ってたりします。
買っていないですが、この日は100円でマッコリ用のコップが売っていました。
ベルモント本社
いつも焚き火でお世話になっているベルモント。
チタン焚き火台TABIと、火吹き棒ブロウパイプは本当に気に入って使っています。
大きな会社ではないですが、ひとつひとつの製品にこだわりを持って作っている感じがすごく好きなブランドです。
最後はブランドロゴに手を合わせて拝みたくなりました。
このベルモントを最後に燕三条を後にし、隣町の長岡市に車を走らせました。
パーマーク
長岡市にある有名アウトドアショップです。
「ぱぁ」と書いてあるオリジナルシェラカップを知っている人もいるのではないでしょうか。
もし、燕三条の聖地巡礼をされるのであれば、ぜひ足を伸ばしてほしいショップです。
車で30ぐらいです。
キャンプと登山のアイテムが所狭しと並ぶ老舗で、最高に僕好みの雰囲気・品揃えでした。初めてみるブランドもいくつもあってドキドキしました。
買わなかったですが、初めてスティックターボを売り場でみました。
今思えばですが、「ギア買わないルール」なんて無視して買っておけば良かった。
(おまけ1)セカンドアウトドア上越店とWEST上越店
うちの地元にはないセカンドストリートの別業態。フロアすべてキャンプ用品でした。
聖地新潟ならではの掘り出しものを探しましたが、やはり良いものはそれなりに高い値段がついていました。でも家の近くにあったら足しげく通うなぁ。
またWEST上越店も歩いて行ける距離。
この2店舗はどちらも長岡にも店舗があるので、紹介した燕三条→長岡のコースに入れられるのですが、長岡はパーマーク1店舗で体力の限界でした。(スノーピーク本社からパーマークまで紹介順に1日で回っています。)
(おまけ2)白馬スノーピーク
道中、長野県の白馬村のスノーピークに立ち寄りました。
店舗はオープン前だったのですが、ラッキーなことに週末だけのマルシェがやってたので駐車場に車を停めて撮影することができました。
ここで見たかったのは隈研吾(オリンピックスタジアムの人)の建築。
現地に行ってみて納得。白馬八方尾根のランドスケープがそのままデザインに取り入れられて、完璧に調和をしている建物でした。
マジで感動でした。
まとめ
以上、アウトドア好きにオススメしたい『燕三条』聖地巡礼の旅をご紹介しました。
一度やってみたかった燕三条の聖地巡礼を行うことができました。
本当に充実した濃密な旅でした。
スノーピーク→ 村の鍛冶屋→キャプテンスタッグ→ WEST→バンドック→ ユニフレーム→ ストックバスターズ→ベルモント→パーマークの順で1日でまわれました。(最後はふらふらになりましたが。)
アウトドアファンにとってはたまらないガチなショップや、有名ブランドの本社がこんなちっさな街に集結しているというのは実際に行ってみてもとても不思議な感覚でした。
ライバル企業同士が身近にあって切磋琢磨してきたからこそ、各ブランドが今のレジェンドブランドに育ったんだと実感。
それは『北斗の拳』でいえば、あのファルコがいきなり片足もがれた修羅の国みたいなレベルの高さなのです。
新しいブランドもどんどん出てきていて、これからもますます日本のアウトドアシーンを賑わしてもらいたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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