どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
キャンプシーズンですね。でもこのシーズンは虫たちとの戦いのシーズンでもあります。
今回は、昨年作った自作「おにやんま君」の出来にちょっと納得がいっていない僕が、もっとリアルな「おにやんま君」作りに挑戦するという記事です。
オッサンの僕が一年前の夏に戻って、もう一回おにやんま君を作り直す物語。 そうです。これが俺の「トンボ卍リベンジャーズ」です。
一年前の「おにやんま君」の反省点
昨年の6月。「おにやんま君」がどこのショップにも売ってなさすぎて、とうとう自作をしたという記事を書きました。
↓↓↓この写真は昨年のものです。
娘の力を借りて、とてもリアルな羽根をつくることができたおかげで「自作 オニヤンマ」といった検索でそこそこ上位に表示されるようになりました。
今でも結構な流入があります。
ただ、僕的に納得がいっていないのは、僕自身が制作を担当したこのボディの部分。
グルーガンで指を軽くヤケドしながら作ったわりには、グルースティックそのまんまで、トンボ感がぜんぜん足りず、娘の作った羽根のリアルさに完全に負けてしまっていました。
父親としてこのままではいけない。今年はこのボディの部分をなんとかしてやろうと、一年間いろいろ試行錯誤を続けたのです。
「おにやんま君」を取り巻く環境
そもそも「おにやんま君」とはサンラインという釣具メーカーが開発した「飛んでいる蜂を捕食する昆虫界最強のオニヤンマ」を模したトンボ型のアクセサリーです。
このアウトドアブームによってキャンパーや転売ヤーに乱獲され、シーズン中は定価での入手が困難な商品になりました。
でも、最近は定価で買えるようになりました。
その理由は、アマゾンからたくさんの類似品が販売されたり
メルカリで下手くそな「自作おにやんま君」を売る人もいたり(でも売れてる!)
そして、ついに今年100円ショップセリアから超リアルな「アブ除けオニヤンマ」が発売!
当然大人気になって、 本家のおにやんま君よりも品薄に。(僕も一個だけ買えました。)
ただ、発売後すぐパッケージの問題により自主回収で、本当に幻の商品になってしました。
(恐らくですが「アブ除け」という効果をハッキリと書いてしまったからNGになったなんではないかと推察します。あくまでもスピリチュアルなアイテムなので、ここら辺は「とんぼ型アクセサリー」として売らないと薬事法的なもので引っかかるんじゃないかと思います。)
なので、「おにやんま君」もう自分で作らなくてもいいじゃん。
という環境なのですが、あえて作ります。
なぜなら、これが俺の「トンボ卍リベンジャーズ」だからです。2回目。
「おにやんま君2022」の作り方
さて、、前置きが長くなりましたが、ここから「おにやんま君2022」の作り方です。
※一部昨年の写真を使用しています。
1.材料の準備
材料は全てダイソーで買い揃えられます。
・グルースティック(黒)
・ラウンドビーズ
・手貼りラミネートフィルム
・黄色の絵の具(アクリルガッシュ)
アクリルガッシュは娘の持っていたやつですが、ダイソーでも一色ずつ買うことができます。
・グルーガン本体(220円商品)
グルーガン本体を合わせて、昨年の記事を書くとき用に買いました。合計660円(税込)でした。
材料もほとんど余り物です。2年間も楽しめています。
2.イメージトレーニング
まず、画像検索でありとあらゆるトンボを検索して、そのビジュアルを頭の中にインプットします。
3.リアルな羽の作り方
透明なラミネートフィルムに転写し水で溶かすというマジックのような方法です。
(やり方は娘から教えてもらいました。)
まず初めに、商用フリーサイト(Pixabay)から羽の画像をダウンロードし、A4サイズにレイアウトして、コンビニのプリンタ(レーザープリンタ)で印刷します。
パソコンでAdobeのIllustratorを使って作成しました。(無料のアプリでも可能だと思います。)
羽根をハサミでチョキチョキ切ります。
けっこう雑にカットしてもOK。
※家のインクジェットプリンタでは水でインクが溶けてしまうため、必ずコンビニ等のレーザープリンタで印刷する必要があります。
ラミネートフィルムの薄いフィルムを剥がします。
粘着力のある方のフィルムに羽根の印刷面を貼ります。
空気が入らないようにギュッと貼り付けます。
さらに、その上にクリアファイルを置いて、定規などでしっかり擦り付けます。
その後、水を張ったバット(ちょうど良かったのでラージメスティンのフタを使いました。)に10分ほど浸けます。
娘いわく、この時の紙の上下が大切らしく、紙が上でラミネートが下になるように漬けないといけないとのことでした。
10分後、やさしく紙をこすると、インクだけがラミネートフィルムに残ります。
ビックリするほど綺麗に転写されていて感動の瞬間でした。
ラインに沿って切り取れば羽根の完成です。
4.ボディをグルーガンで作成
ココからです。お父さんのリベンジの場面です。
去年はグルーガンを使わず、グルースティックを火で炙って加工するという方法だったのですが、今回はちゃんとグルーガンを活用します。
土台はグルーガンが熱でくっついてしまわないようにスチールの板を使用。(ちょうどいいウィンドスクリーンを使いました。)
さらにロゴスの保冷剤を板の下に敷いて、コールドストーンクリーマリー的な状態にすることで、すぐに固まるようにしました。この方が細いボディがつくれました。
デコレーションケーキをつくるパティシエールのように、ぶにゅぶにゅっとボディを造作していきます。
覚えてもその後の人生に役立つことはないと思いますが、コツは「焦らずリズミカルに」でした。
最初は難しいですが何本か練習をすればだんだん上手くなりました。キモチちの悪さがなかなかにリアルです。
5.目玉と羽根をとりつける
ビーズの目玉とラミネートの羽根をグルーガンで接着します。
目玉はターボライターで軽く炙ってからつけます。
羽根はグルーガンを使って接着します。
羽根をつけると同時に、頭(お腹?)の部分を盛ります。
6.縞模様を描く
次に、アクリルガッシュを使って、見本を見ながら細筆で職人さながらに塗っていきます。
数えると縞模様7本。結構細め、そこら辺も今回忠実に頑張ってみました。
アクリルガッシュは水彩ですが、ガラスやプラスチックにも塗ることができて、乾けば耐水性になるので、おにやんま君づくりには最適な素材でした。
(ただ、一年前のテープも一年経っても剥がれずにちゃんと付いてるので、ビニールテープでも全然OKです。)
7.完成!
個体差がありますが、それも逆に愛着が湧きます。
昨年のやつと比較
セリアのやつとの比較
当然ですが、昨年のよりもセリアのよりも気に入っています。
まとめ
以上、自作「リアルおにやんま君」の作り方【リベンジ編】でした。
若干グルーガンテクニックが必要ですが、ヤケドをしない作り方なので、ぜひ梅雨のタイミングにせっせと作っておいて、梅雨明けのフィールドでヤンチャな蜂やアブたちとの戦いに挑んでみてはいかがでしょうか。
ただ、「おにやんま君」はあくまでもスピリチュアルなアイテムですので、森林香とかパーフェクトポーションといったちゃんとした虫除けとの併用は必須です。
ちなみに娘は小6になり、パパとふたりで東京卍リベンジャーズのアニメ&まんがにハマり中。(映画は娘的にイマイチだったみたい。)
パパに「推しは千冬と一虎」とか微笑ましい話をしてくれます。ただ、将来頭にタトゥーを入れたボーイフレンドを連れて来ないでほしいものです。
最近はハマりすぎて公式のパロディ漫画『東大リベンジャーズ』まで手を出しました。東京リベンジャーズ読んだことあるなら、こっちの東リベもかなりオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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