どーも。サラリーマンキャンパーCarlosです。
BelmontのTABIを2020年の冬に購入し、キャンプ、焚き火、BBQに計15回ぐらい使用したのですが、そういえばまだ開封レビューしか書いていないと気づきました。
1年間使い込んで分かったチタン製の超軽量焚き火台「TABI」の良いところ悪いところをしっかりレビューしたいと思います。
Belmont「TABI」とは
新潟県のアウトドア・フィッシングブランドBelmont(ベルモント)が2020年4月に生み出したチタン製の軽量焚き火台です。
個人的にですが、Belmontというブランドの真面目さ、チャラくない感じが好きです。
TABIも一時期は品薄だったのですが、最近は普通に買えるようになりました。
お店やセールのタイミングによっては定価の11,000円よりも安く手に入れられるようになってきました。
恐らくですが、この記事に検索で流入された方は、ソロキャンプメインで、軽量の焚火台を検討されていて、ピコグリルとかTokyoCampとかといっしょに悩まれているのではないかと思います。
端的にいえばTABIという焚き火台は、
ピコグリル(本物)よりはちょっと安く
Tokyocampよりはちゃんとしたアウトドアブランドで
そのどちらよりも軽いという商品です。
ただ、ここは好みやスタンスの問題なので、自分が納得できて大切に使い続けられる商品を最終的に選ぶのが正しいと思います。
「TABI」のスペック
収納時サイズ/約178×360×15mm
(ほぼA4サイズに収納できるピコグリルと比べるとけっこう縦長ではあります。)
重さ/423g
(本体298g、側板29g、網96g)
収納袋の中には、火床×2枚、側板×2枚、網×1枚、脚×3本が入っています。
(今のデザインは網のデザインが若干変わってました。)
材質/チタニウム製
(正確には火床と側板がチタニウム製、脚と網がステンレス製、収納袋はナイロンです。)
「TABI」の良いところ
軽さ
薄くて頑丈なチタン製なので423gという軽さを実現しています。
ペットボトルのお茶よりも軽く、ピコグリルよりも軽いというこの商品の一番の売りの部分です。
でかい薪でも大丈夫
側板を外すことで36cm以上の長さの薪(売ってるのはふつう40cmぐらいです。)もそのままくべることができます。
耐荷重も15kgなので太くて重い薪でも全然OK。
デザイン性
以下は「開封の儀」の時に撮った写真です。
神は細部に宿るという言葉が、ふと頭に浮かびました。
チタンであるということ
火入れ前も美しいですが、この焚き火台の魅力はそれだけではありません。
軽さもチタンゆえのメリットではあるのですが、チタニウムという素材には他にもキャンパー心をくすぐるチタンブルーという魅力があります。
使えば使うほどに他の金属では出せない経年劣化を楽しむことができます。(僕的にはこれが一番のメリットです。)
「TABI」の悪いところ
料理は難しいかも
アヒージョ、ステーキ、焼き鳥、焼き魚、焼き芋などいろいろ調理をしてみました。
網との距離が近いためアヒージョやステーキなど調理器具が間に挟まる場合は特に問題ないのですが、網の上で直火の場合、火力が強すぎでした。料理の種類は選ばないといけないと思います。(100均アイテムで網を高く改造している人もいます。)
火力調整が難しい
網を使って何かを調理している場合、薪を追加するスペースがないので困りました。
ただ、火吹き棒があれば火力のコントロールは可能ですし、調理中でなければそこまで気になるデメリットではないともいえます。
地面への影響
火床が低く、地面との距離が近いため、耐火シートがないと確実に地面が焦げます。
SDGsでサスティナブルなキャンパーを目指す場合は耐火シートは必須かもしれないですね。
僕はロゴスのを使っていますが、ベルモントのシートもありました。
まとめ
以上、1年間使い込んで分かった超軽量焚き火台「TABI」のレビュー でした。
軽さ、デザインに優れたソロキャンプに最適な焚き火台なのではないでしょうか。
個人的には、同じベルモントの火吹き棒との組み合わせが最高で、焚き火時間を存分に満喫できています。
この記事がTABIの購入を検討している方の背中を押してあげる記事になれば幸いです。