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インドアな僕がアウトドアの世界にズブズブにハマっていくというイン&アウトドアなブログです。

【キングダム2公開記念】燕三条アウトドアブランドを戦国七雄に喩えたら

※本ページにはプロモーションが含まれています。

どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。

映画『キングダム2』公開記念として、アウトドアブランドが群雄割拠する新潟県燕三条を、キングダムの舞台である春秋戦国時代の戦国七雄と呼ばれる7国に喩えたらどこの国がどこのブランドだろうか。ということを勝手に熱く語る記事です。

漫画『キングダム』を全巻読んだことある人かつ燕三条アウトドアブランドファンというかなりマニアックな範囲の人だけに届けたい記事なので、何卒ご了承ください。しかも長いです。

 

『キングダム』の魅力とは

ヤングマガジンで連載中の約2,300年前の中国の春秋戦国時代を舞台に、後の秦の始皇帝「嬴政(えいせい)」が、主人公の信と共に中華統一を目指す壮大なアクション巨編です。

漫画は紀元前245年からはじまり、単行本65刊で物語の中でやっと15年ぐらい経ったところです。(漫画も2009年がスタートなので大体リアルな時間経過で進んでいる珍しい漫画ですね。)

 

『史記』について

元になっている歴史書『史記』は中国の漢の時代、三國志の時代のちょっと前に、司馬遷によって書かれた130巻もある歴史書です。

紫式部など平安時代の貴族も読んでいたというからすごいですよね。

 

中国の創世の物語から夏王朝→殷王朝→周王朝→春秋戦国時代→秦の統一→漢の時代までの事が書かれています。

(ちなみに夏王朝はまだ実在が証明されていません。殷王朝もほんと最近の1980年ぐらいに実在が認められたそう。)

僕は今、ちくま文庫の史記をやっと5巻まで読んだところです。

『キングダム』はその司馬遷の『史記』を基に書かれた漫画で、実在の人物が活躍するのですが、何せ数行で書かれた戦争を何年もかけて表現するので、作者の原泰久さんが史実にない部分をうまいこと脚色して少年漫画の魅力が満載なバトル漫画作品に仕上げています。

(ちなみに原泰久さんはキングダム連載前にスラムダンクの井上雄彦のアシスタントをしています。)

 

なぜサラリーマンに受けるのか

主人公である信(李信という実在の将軍)の出世物語として、2,300年前の話なのにサラリーマン的ヒエラルキーや組織論、その理不尽さが妙にリアルに表現されているからだと僕は思います。

下僕の少年が大将軍を目指し、歩兵→百人将→三百人将→千人将→三千人将→五千人将→将軍へと、努力と才能と運、仲間達に支えられてスピード出世していく様に僕らサラリーマンはあこがれるのです。島耕作のように。

これもちなみにですが、原泰久さんが漫画家になる前にサラリーマンの経験があることも関係しているかと思います。(田永という人気キャラクターはその当時の先輩の永田さんがモデルとなっているそうです。)

 

もう完結してしまいましたが、ヤングジャンプで『ゴールデンカムイ』と人気を2分する漫画でした。

ゴールデンカムイに関しては僕的にはキャンプ漫画なのでこちらの記事でご紹介しています。

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おっと、、ここまで完全に忘れていました。

このブログはキャンプブログです。「燕三条アウトドアブランドを戦国七雄に喩えたら」がこの記事の主題でした。

 

 

アウトドアの聖地「燕三条」とは

燕三条とは、新潟市と長岡市に挟まれた人口20万人に満たない(燕市8万、三条市10万)小さな街ですが、古くから地場産業である金属加工の街として有名で、スノーピーク、ユニフレーム、キャプテンスタッグといった数多くのアウトドアブランドの本社がある土地です。

 

僕は今年のGWに帰省のついでに聖地巡礼してきました。

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最近は、ふるさと納税にも力を入れており、スノーピークの返礼品も登場するなど、アウトドア業界を賑わせています。

あのシェルフコンテナや、スノーピークの焚火台のセットが手に入ります。

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シェルフコンテナ

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寄付金額:32,000円

 

 

戦国七雄を燕三条に喩えたら

さて、前置きがとても長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

『キングダム』の舞台である春秋戦国時代末期には秦、趙、魏、韓、楚、燕、斉という7つの国が中華の覇権を約500年間争い続けていました。

それぞれ文化が違い魅力溢れる各国と、燕三条の有名アウトドアブランドを独断と偏見で照らし合わせてみました。

ではご覧ください。

 

【秦】スノーピーク

まずはスノーピークです。

秦と始皇帝が正義の側として描かれている『キングダム』は実は珍しい作品で、始皇帝は権力を思うままに使う独裁者であり、秦は強大な兵力で各国を次々に侵略していく軍事国家というイメージの方が主流だったりします。

スノーピークは今のキャンプブームにおいて主役級のブランドであり、勢力図的にも新潟燕三条の半分ぐらいを支配しそうな規模を持っています。※僕の勝手なイメージです。

 

三条市の山の上に構えるキャンプ場併設の本社ビル(スノーピークHeadquarters)も咸陽の都と自然の要塞「函谷関」のようです。

 

また村の鍛冶屋のエリッゼステークをパクリだと訴えたりしてる抜け目のないあたりも、法を重んじた始皇帝の政治にも被ります。

 

【趙】ユニフレーム

趙には、企業の規模、安定感からして、ユニフレームが妥当だと判断しました。

趙は秦や楚ほどの大国ではないですが、秦国とバチバチにやり合っているライバル国。趙の北側には匈奴の国(後のモンゴル帝国)があり、騎馬民族である匈奴の騎馬戦術を取り入れて躍進をしたんだそうです。

 

キングダムでもライバルキャラの李牧や龐煖(ほうけん)を擁する国であることから、登場回数、対戦回数の多い国となっています。

焚き火テーブルやスティックターボなど粒揃いのギアが多いところが、粒揃いの武将の多い趙国と被っていると思います。

 

【魏】村の鍛冶屋

魏は、小国ながらも騎馬戦車団や、城攻めに使う巨大な井蘭車(せいらんしゃ)を駆使するなど技術力に長けた国です。

また他国に囲まれているため常に戦争をしていて戦争慣れをしています。

小さいながらもTSBBQなど非常に人気の強力なブランドを持つ村の鍛冶屋は僕の中で、魏国にピッタリとハマりました。

 

今回の映画『キングダム2』ではこの魏国との蛇甘平原の戦いが舞台です。

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【楚】キャプテンスタッグ

中華の南側に位置する超大国楚、東南アジアの影響なのか妙なヘアースタイルの将軍が多いです。

そのヘアースタイルを秦軍にいじられまくった将軍、臨武君いわく「楚は広大で人口が多いので、楚で将軍に昇り詰めることは他国では大将軍に匹敵する」とのこと。

 

そのためシェアも多くてレジェンドギアも多いのに、イマイチ女子ウケが良くないキャプテンスタッグがピッタリだと思いました。

 

ちなみにこの楚国には、キングダムではまだ名前だけしか登場していない項燕大将軍がいます。

実はこの人、後の項羽と劉邦の時代に秦を滅ぼすことになる項羽のおじいちゃんだったりします。キングダムのラスボス候補の1人で、漫画への登場が待ち遠しいです。

また秦の総司令である昌平君(キングダム2では玉木宏が演じます)は楚出身で史実ではこの後とても面白いことになります。

 

【韓】バンドッグ

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韓は、戦国七雄の中でもっとも領土が小さく弱小とされます。

キングダムでは小国ながら毒物兵器というトリッキーな戦術を使う韓は、僕のなかでバンドックに変換されました。

小さな地元のおもちゃ問屋さんのような本社のイメージだけですけれども。

ただ、パップテントや焚き火チェアなど、ソロキャンプ系のギアには定評があり、小さいながらも侮れないわけです。

 

【斉】ベルモント

斉はベルモントです。

キングダムでは秦国に一番友好的な国で、斉の協力がなければ合掌軍の時に秦は滅びていたでしょう。

史実でも七国の中で一番最後まで残る国(でも結局は秦に滅ぼされる。)です。

 

単純に焚火台TABIブロウパイプなど、僕の愛用ギアが多いので味方感があるというというのが理由です。

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【燕】モチヅキ

www.e-mot.co.jp

燕は悩みました。燕三条の燕なのに。

 

ここまで紹介してきた燕三条ブランド以外には、PTYGRACE、LALPHA、コパドアといった新興ブランドはいろいろあるのですが、どれも新しすぎて僕との接点がなさすぎるため、アウトドアブランドではないですが、MSRやサーマレストを卸している老舗の代理店モチヅキにしました。

キングダムの中の燕は、秦から遠すぎて情報の少ない国。山岳民族を率いる強そうなのにそうでもなかったオルド将軍がいます。

 

『始皇帝暗殺』という映画は、この燕の太子が始皇帝嬴政の暗殺を狙った事件が題材となっています。

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まとめ

以上、【キングダム2公開記念】として燕三条アウトドアブランドを戦国七雄に喩えたらいう記事を書いてみました。

僕がキングダムにハマっているのと、キャプテンスタッグが女子ウケ悪いというところから飛躍してこんなくだらない記事を書いてしまいました。

 

【秦】スノーピーク

【趙】ユニフレーム

【魏】村の鍛冶屋

【楚】キャプテンスタッグ

【韓】バンドッグ

【斉】ベルモント

【燕】モチヅキ

こんな感じになりました。

アウトドアファンの皆さんごめんなさい。

 

しかし『キングダム2』本当に楽しみです。(前売り券購入済。)

kingdom-the-movie.jp

羌瘣(きょうかい)が清野菜名、呂不韋が佐藤浩市、昌平君が玉木宏、麃公(ひょうこう)将軍が豊川悦司というここら辺の新キャスティングにとてもファンとしてはかなり満足しています。

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あとこの記事でキングダム愛を少し語っていますが、果たして「キングダム2」の戦争シーンはインドの超大作「バーフバリ」を超えることができるのかというのが僕的な見どころです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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