どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
先日100円ショップCan★Doで売り場に最後の1個だけ残っていたミニ鉄板をGETしました。
今回はこのミニ鉄板をちゃんと真面目にシーズニングしたらとっても素敵な感じに仕上がりました。
そんなシーズニングの方法について詳しくご紹介します。
キャンドゥのミニ鉄板のスペック
今年はCan★Doもかなりアウトドアに本気です。
このミニ鉄板以外にも、火吹き棒やプラスチック製の卵ケース、焚き火台の下に敷く難燃シートも売っていました。
カラーリングがモノトーン基調でセリアやダイソーよりも落ち着いていてありがたいです。
これまではセリアが頭ひとつ抜きん出ていたのですが、ちょっと勢力図が変わりますね。
サイズは84×132mm、厚み約1mm(もっと厚いかと思っていました)
メーカーは、「エコー金属株式会社」というところで、セリアで売っているミニ鉄板も同じメーカーでした。一応、新潟県三条市の会社だそうですが、Made in Chinaと書いてありました。
キャンドゥのはリフターがついているので若干お得な感じです。
僕はアウトドア用の鉄板は、すでにこの記事で紹介したステーキ鉄板を持っているのですが、、110円ですからね。買っちゃいました。
そもそもシーズニングって?
ダッチオーブンやスキレットなど鉄製の調理器具を使う前に行ういわゆるならし作業です。
これらの商品は基本的に工場出荷時に錆び止めが塗られているので、いきなり調理をしてはいけません。
錆び止めを洗い落とした後に、鉄の表面に火入れをし油をなじませることで、鉄臭さを取りながら錆びにくくするという効果があります。
シーズニングの手順
1.しっかり洗う。
出荷時は錆び止めの薬品などが塗ってある場合が多いので、洗剤をつけてしっかりと薬品を落としておく必要があります。
※洗剤をつけて洗うのはこの初めの1回だけで、通常の使用後は水のみで洗います。
2.空焚き
水気をとってから、火入れをします。
空焚きをすると、鉄板はとても熱くなります。煙や臭いもなかなかなすごいので、ガスコンロやシングルバーナーを使ってキッチンではなくベランダで行うことをお勧めします。
火を入れるとじわじわと色が変わっていきます。
ちょっとドキドキしますが、とても嬉しい瞬間です。
付属のリフターで動かしながら全体的に焼くのですが、鉄板はもちろんのこと、リフター自体もかなり熱くなるので、必ず革手袋をして行いましょう。
鉄板の端の方も色が変わるまで、まんべんなく火を入れます。
3.油をなじませる
鉄板全体の色がいい感じに変わったら、次にオリーブオイルを塗ります。
(サラダ油でも全然構いません)
オリーブオイルを鉄板全体に薄く塗って
もう一度全体をしっかり焼いていきます。
この時、煙と臭いがなかなかに出ます。
油を熱したあと、火を止めて冷まし、再度油を塗って加熱します。
その作業を2〜3回繰り返すと、鉄板にしっかり油が染み込みます。
そして、だんだんといい感じの黒さになっていきます。
4.野菜くずを炒める
オイルが鉄板に染み込んだら次に野菜くずを炒めます。
この作業をすることで、鉄板の鉄臭さをとることができます。
普通に料理をするようにただ炒めるだけです。
今回、キャベツを焼いたのでお好み焼きのようないい臭いが漂いました。
良い感じに黒くかっこよくなりました。
鉄板が完全に冷めてから、水洗いをします。
※洗剤で洗うのは馴染んだ油が取れてしまうためNGです。通常の使用時もタワシなどで水洗いします。
5.収納(ここからは、通常の使用後も同様の作業をします。)
空焚きをし、水気を完全に飛ばしたあと、キッチンペーパーにオリーブオイルを染み込ませて、なじませます。
最後に新聞で包みで収納します。
新聞に包むことで余分な水分を取り錆びを防ぎます。
新聞紙で包んだ状態で、もとの袋にしまいます。
これで完了です。
まとめ
以上、100円ミニ鉄板のシーズニングでした。 キャンドゥの鉄板での解説でしたが、もちろんセリアでもダイソーでも基本は同じです。
大事なことをまとめると、
- 洗剤をつけて洗うのは初めの一回だけ
- 臭いと煙がすごいので、空焚きはベランダがオススメ
- かなり熱くなるので革手袋が必須
- 油を何度も塗って馴染ませる
- 野菜くずを炒めて鉄臭さを取る
- 新聞紙に包んで収納
でした。
100円とはいえ、ちゃんと手をかけるとどんどん愛着が湧きそうです。
早く屋外で一人焼肉をキメたいと思います。