どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
今回はアウトドア好きに心からオススメしたいキャンプまんが4選です。
キャンプ好きでまんが好きなら確実にハマるでしょうし、読んだらすぐにキャンプに行って焚き火をしたくなるまんがばかりです。
しかも最近は各出版社のサイトから違法ではなく無料で読めたりする作品もあるので、このままリンク先で読めてしまうものもいくつかご紹介します。
ゆるキャン△
作者:あfろ
連載:まんがタイムきららフォワード
山梨県の女子高生の野外活動サークルが舞台で、ほのぼのとしながらも意外にリアリティのあるストーリーが楽しめ、キャンプの魅力がとてもよく伝わるまんがです。
上の1巻の表紙をよくみればわかると思いますが、登場するキャンプギアも実在のものが(名前がもじってあったりしますが)とてもリアルに書き込まれています。
この作品に関しては、アウトドア好きでまだみていないヒトがいたら見るべきまんがだと思います。
ふもとっぱら、浩庵キャンプ場、田貫湖、ほったらかし温泉、実在のキャンプ場やお店がかなりリアルに書き込まれていているのも魅力のひとつで、聖地巡礼をしてみたくなります。
実際、僕自身も一度ドライブついで(かなり遠回りしましたが)に、この田貫湖キャンプ場とふもとっぱらを聖地巡礼&下見に行ったことがあります。すげー楽しかったですよ。
アニメも第2期がスタートしましたし、ドラマも春にシーズン2が放送されることが決まっています。
コラボグッズや関連本などどんどん出ていて人気は止まることを知りません。
今のキャンプブームの裾野を広げた作品ともいえますね。
Amazon Primeに入ってるヒトはPrime Readingというサービスで1巻と2巻が無料で読むことができますよ。※2021年1月現在
ふたりソロキャンプ
作者:出端祐大
連載:イブニング
ソロキャンプが趣味で酒好きキャンプギアオタクの34歳厳さんが、ソロキャンプに興味を持つ二十歳の雫に誘われ、ひょんなことから二人でソロキャンプにいくようになるというストーリーです。
「キャンプのハウツー」「グルメまんが」「ちょいエロ」といった異なるジャンルの好きと好きが混在しているため、はじめ脳の処理が追いつかず、まるで巨乳系女子ソロキャンパーのYouTubeをみているような複雑な感覚を味わえます。
↓下記のイブニング公式サイトから数話だけ試し読み可能でした。
イブニング(青年誌)の読者層であるオッサン目線で書かれているためか、二十歳の女子からソロキャンプを教えて欲しいと頼まれるという、もはやファンタジーな設定はアレなのですが、
厳さん(あるいは作者)の自然へ配慮の考え方とか、ソロキャンプと焚き火論とか、酒はもっとも重要なギアだとか、とても共感できる部分も多く、そしてキャンプ飯&ビールがとてもうまそうでたまりません。(しかもキャンプ飯はレシピ付です。)
第1話、あの伝説のラブコメまんが「BOYS BE...」を彷彿とさせるベタな出会いのシーンは良い意味でも悪い意味でも必読です。
山と食欲と私
作者:信濃川日出雄
連載:くらげバンチ
主人公である27才のOL日比野鮎美が、毎週末ひとりで登山をして山でご飯を食べるというシンプルなグルメまんがです。
基本、一話完結のほっこりする内容のお話が多いのですが、山で出会うひとたち、会社の同僚など、登場人物の細かな描写がリアルでそこにハマります。もちろん山ご飯もかなり旨そうでマネしたくなります。
こちらも登場するキャンプギア、アパレルすべてリアルなものをもじっていて、それだけでアウトドアギア好きをワクワクさせる内容となっています。
コミックスの表紙カバーを外すとその巻の登場人物の装備のイラストと細かな説明が載っていてマニア心をくすぐります。
個人的に一番好きな登場人物は、鷹桑秀平というキャラ。キャンプにカタチから入り、カッコよくブランド物で身を固めてウンチクを語りながら失敗ばかりするんですが、じゃっかん心が痛い部分があります。
この作品、WEBで連載している漫画らしく、下記サイトで最新話と何話分か読むことができます。山と渓谷社からコミックスも出されています。
ゴールデンカムイ
作者:野田サトル
連載:ヤングジャンプ
ヤングジャンプで「キングダム」と人気を二分するまんがです。
日露戦争後の北海道を舞台に、主人公の元軍人、不死身の杉元とアイヌの少女アシリパがアイヌの金塊を求めて北海道・樺太を旅するというストーリー。
金塊のありかは網走刑務所から脱獄した24人囚人の刺青に刻まれていて、囚人と旧日本軍と三つ巴で刺青(人の皮)の奪い合いをするというまあ壮大でシリアスな冒険まんがなのですが、
なんで「ゴールデンカムイ」がキャンプまんがなのか。
アシリパさんがアイヌの狩猟方法や調理方法を紹介する部分や、熊を神様(カムイ)と崇めて大切に狩りをする思想などの描写が結構多く、ネイチャーで奥の深いアウトドア好きもかなり勉強になるまんがなのです。
アニメ化もされており、ユニクロでもコラボUTが出てたりしましたが、ちょっと着るのには勇気いるデザインが多かったので買うのはやめました。
まとめ
以上、アウトドア好きに心からオススメしたいキャンプまんが4選でした。
どの作品も普通にストーリーだけでも楽しめますし、キャンプの解説の部分はとても勉強になると思いますので、冬の休日の過ごし方として、のんびりまんがを読みふけるってのもなかなか良いのではないでしょうか。
アウトドアというテーマがベースにあるせいか、自然へ対する考え方とか作品全体のおおらかな雰囲気が不思議と共通しているなぁと思いました。
余談ですが、僕が子供の頃はドラゴンボール、ジョジョの奇妙な冒険、男塾、聖闘士星矢、幽遊白書、こち亀、ろくでなしブルースといったレジェンドまんがが連載していたジャンプ黄金期で、友達とまずドラゴンボールだけを最初に回し読みする儀式があったことを覚えています。