どーも。サラリーマンキャンパーCarlosです。
今さらながらなのですが、ニトリのスキレット「ニトスキ」を買いました。大切に使っていきたいので丁寧にシーズニングをしました。
スキレットのシーズニング方法について、詳しく写真たっぷりでご紹介します。
ニトスキとは
みなさまご存知の「お、ねだん以上」のニトリで売っている鋳鉄製のフライパンです。
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そのコスパの良さからブームを起こしたニトスキ。
僕の記憶が確かならば、2015年頃、キャンプブームのちょい前のインスタブームの時にインスタグラマー達がバズらせたあのスキレットです。(個人的な見解ですが、キャンプブームとインスタブームって実は密接な関係があると思っています。)
鉄が分厚くて熱伝導が良いため、肉を焼いても美味しく焼けます。
あとビジュアルが良いので、冷凍パスタ入れるだけでもキャンプ感がでます。
今回買ったのはこれまで僕が持っていたやつよりひとまわり大きい15cm(6インチ)。
499円(税込)です。安い。
商品名:スキレット鍋15cm(6インチ)
サイズ:25.5cm×17cm×3.3cm
重さ:630g
材質:鋳鉄
さらに大きい19cm(8インチ)もありました。その他にフタとかも売っています。
シーズニングとは
ダッチオーブンやスキレットなど鉄製の調理器具を使う前に行ういわゆるならし作業です。
これらの商品は基本的に工場出荷時に錆び止めが塗られているので、いきなり調理をしてはいけません。
錆び止めを洗い落とした後に、鉄の表面に火入れをし、油をなじませることで鉄臭さを取りながら錆びにくくするという効果があります。
シーズニングの手順
1.しっかり洗って錆び止めを落とす。
ニトスキもそうでですが、鉄鍋などの製品には基本的に出荷時に錆び止めの薬品が塗ってあります。
なので洗剤をつけてしっかりと薬品を落としておく必要があります。
※洗剤をつけて洗うのはこの初めの1回だけで、通常の使用後は水のみで洗います。
2.空焚きをする。
水気をとってから、火入れをします。
空焚きをすると、スキレットはとても熱くなります。煙や臭いもなかなかすごいので、アウトドア用のガスコンロやシングルバーナーを使ってキッチンではなくベランダで行うことをお勧めします。
※取手もかなり熱くなりますので、手袋は必須です。
3.油をなじませる。
次にオリーブオイル(サラダオイルでもOK)を塗ります。
※ニトリのHPには食塩を使用していない油を使うという表現がありました。
オリーブオイルをスキレット全体に薄く塗って、もう一度全体をしっかり焼いていきます。
この時、煙と臭いがなかなかでます。
油を熱したあと、火を止めて冷まし、再度油を塗って加熱します。
その作業を2〜3回繰り返すと、スキレットにしっかり油が染み込みます。
4.野菜くずを炒めて鉄臭さを取る。
オイルがスキレットに染み込んだら次に野菜くずを炒めます。
この作業をすることで、スキレットの鉄臭さをとることができます。
普通に料理をするようにただ炒めるだけです。
なんか美味しそうに見えますが、枝豆の皮です。
ベランピングしながらシーズニングしているので、おつまみの枝豆の皮を焼いています。
5分ほどしっかり炒めたら、野菜くずを捨てて火を止めます。
スキレットが完全に冷めてから、水洗いをします。
※洗剤で洗うのは馴染んだ油が取れてしまうためNGです。通常の使用後もタワシなどで水洗いします。
5.収納(ここからは、通常の使用後も同様の作業をします。)
水洗いをしたスキレットを一度空焚きし、水気を完全に飛ばします。
キッチンペーパーにオリーブオイルを染み込ませて、なじませます。
錆させないために、裏面や
取手の部分にもしっかりと油をなじませておきます。
最後に新聞で包みで収納します。
新聞に包むことで余分な水分を取り錆びを防ぐ効果があるそうです。
以上で完了です。
まとめ
以上、「ニトスキ」を大切に使っていくための丁寧なシーズニング方法を紹介しました。
おさらいをすると
- しっかり洗って錆び止めを落とす。
- 空焚きをし、油をなじませる。
- 野菜くずを炒めて鉄臭さを取る。
- 水洗い後、空焚きし全体に油を塗って終了。
という工程でした。
シーズニングは面倒な作業ではありますが、キャンプで使うシーンをあれこれ考えながら、(お酒を飲みながら)やるとけっこう楽しい作業になります。
最近キャンプや焚き火がなかなかできずにフラストレーションが溜まっていたのですが、ベランピングしながらのシーズニングでかなり癒されました。
早くキャンプでアヒージョを作りたいです。