In&Outdoor

インドアな僕がアウトドアの世界にズブズブにハマっていくというイン&アウトドアなブログです。

キャンプを防災のための備えという視点で考えてみる

※本ページにはプロモーションが含まれています。

大規模な災害が他人事ではなくなってきた今

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2019年は災害のひどい年でした。でもこれ日本だけではなかったそうで、全世界的にこれまでになかったような自然災害が起っていたそうです。

ちょっと調べてみるだけでもアメリカ中西部の洪水、日本の台風19号と21号、スペイン南東部の洪水。

そして洪水だけではなく、アマゾン、カリフォルニア、オーストラリアの大規模な山火事。

昔、旅行したことのある水の都ベネチアの水位も危険水位になっていてショックを受けています。

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「不都合な真実」の描いた未来

地球温暖化に対するグレタ・トゥーンベリさんの訴えが話題になっていますが、ちょっと前の2006年にも、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」で地球温暖化が大きく注目されました。

 

なかなかショッキングな内容と元副大統領アル・ゴア氏の精力的なプロモーション活動で、この当時すごく話題になり僕も映画館で観ました。

先日アマゾンプライムにあったので観なおしたのですが、いま起っている災害が当時予測されていた未来に近くて怖くなりました。

 

たまたま2019年が異常気象だったという話ならまだ良いのですが、何十年に一度の災害が毎年起っているという現状を考えると、去年災害があったから今年は大丈夫。とは絶対に言えないと思います。

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そしていつ自分の住んでいる街がそのような災害にあうか分かりません。さらにいえば日本には地震という大きな自然災害もあります。

心の準備と道具の準備はしておいた方が良いと思っています。

 

 

防災のためという視点でのキャンプグッズ

そもそもうちの場合、ファミリーキャンプを始めた理由のひとつに「防災」という側面も少なからずありました。

僕自身、幼い子供を子育てする中で2011年の東日本大震災があり、家族を守るための備えとしてアウトドアに目を向けた部分もあったのかもしれません。

 

 

最低限の道具のそなえとして

下記はすべてキャンプでは必須の道具ですので、ファミリーキャンプを始めるのであれば必然的に揃うものです。

どうせ備えるのならキャンプ道具を揃えるのといっしょにしてしまうのもアリだと思います。

 

【テント】

災害のニュースで体育館の避難所生活の映像をみると、室内であっても、うちの子は女子ですので着替えや自分のプライバシーを守れる空間のためにテントが必要ではないかと思っています。

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テント型のサンシェードとかも使えると思います。

 

 

【シュラフ】

布団を家族分確保し、運ぶのは大変ですがシュラフが人数分あればとりあえずは安心です。

 

寝袋の下に敷いて地面の冷気を防ぐスリーピングマットもあればさらに良いですが、ダンボールでも大丈夫です。

 

【バーナー】

コンパクトなシングルバーナーがあれば、カップラーメンやあったかいお茶を自分で用意することができます。火を扱えるのは精神面でも大きなプラスになると思います。

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うちは災害時のことを考え、手に入りやすいCB缶のバーナー、ランタンでそろえています。

 

 

【ヘッドライト・ランタン】

光源は人数分用意しておくことをオススメします。光も安心感につながります。

ランタンはCB缶のものと電池式のLEDランタンの両方あると便利です。

子供達用にはスマイルランタンがオススメです。リーズナブルですし、かなり気に入って使ってくれています。

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【救急箱】

絆創膏や包帯、消毒液などキャンプ用に用意しておけば、そのまま災害時にも持ち出せるため便利だと思います。

 

 

【ポータブル電源】

キャンプギアの中で僕的に一番注目している(まだ購入を悩み中)ポータブル電源も防災という側面から考えるとものすごく使えるアイテムだと思います。うーん欲しい。

 

 

経験という心の備え

道具の準備も大切ですが、実際に扱えなければ意味がありません。

練習のため、道具の定期点検のため、家族でキャンプに行ってスキルを磨くというのも大切なのではないでしょうか。

 

・鍋で炊飯 

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・外で食べる、外で寝る経験

・火や水、ナイフなどサバイバルの知識

・救急の知識

 

こういったスキルをアウトドアで身につけるのは親である自分とってとても重要なことですが、子供たちにとっても親がやっているのを見るだけでも大きな違いになってくると思います。

 

 

自然を大切にする心を子供たちへ

異常気象や地球温暖化の全ての元凶が本当に二酸化炭素のせいなのかは分かりません。でも仮にCO2がだけが原因でなかったとしても、自然破壊が許されるということではありません。

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僕の場合、子供が生まれ、キャンプで自然に触れるようになって、自然の美しさや尊さを若い頃よりも強く感じるようになりました。

僕は、地球の環境問題をどうのこうのしたいというような偉い人ではないですが、自分に出来る範囲のことは最低限守っていきたいですし、そういった大切なことは自分の子供たちにはちゃんと教えてあげたいと思っています。

 

いろんな人が自然の価値を知り、アウトドアを楽しむことができれば、環境に関する部分も少しずつ変わっていくのではないかと思いました。