どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
今回は僕的に最高の週末の過ごし方である「週末燻製」をご紹介します。
「週末燻製」とは、食材を土曜日仕込んで、日曜日に燻製し、ちょっと憂鬱な日曜夕方を最高の晩酌の時間に変えるというものです。
こだわりすぎず超カンタンにつくれる僕の『週末燻製レシピ』をご紹介します。
用意するもの
食材は僕の殿堂入り燻製食材3トップ。
・ベーコン
・チーズ
・たまご
・たまごを茹でる鍋にはトランギアのメスティン
・燻製用に使ったのはキャメロンズのスモーカー
・ダイソーの味付けたまごメーカー
・食材の乾燥ネットにハンギングドライネット
(と、道具をいろいろ使っていますが、ただギアを紹介したいだけなので、鍋とかジップロックとかでも大丈夫です。)
週末燻製レシピ【1日目(土曜日)】
では、さっそくですが、週末燻製の1日目(土曜日)です。
燻製はしっかり乾燥させることがとても重要なので、1日目の工程は、下ごしらえ〜乾燥までとなります。
1.買い出し
土曜日の朝、スーパーに買い出しに行って、ベーコンとチーズとたまごを買ってきました。
金曜の夜にスーパーでお得な食材をみつけて週末燻製が発動する時もあります。
2.ゆでたまごをつくる
まず燻製たまご用にゆでたまごをつくります。
ゆでる前にたまごのおしりにコンコンとヒビを入れておきます。
これをやっておくと上手に殻を剥くことができます。(ガスが抜けるからだそうです。)
ヒビはだいたいこのくらい。
メスティン(鍋)に水を入れて、たまごを水の状態からゆではじめます。
箸でゴロゴロと転がすことで、黄身が真ん中になります。
僕は、沸騰後だいたい10分間ぐらい茹でます。硬すぎず柔らかすぎずぐらいの黄身が好みなので。
半熟が好きなひとは茹で時間8分ぐらいでしょうか。
気のせいかもしれませんが、冷める前に剥くとツルリと上手に剥ける気がします。
3.味付けたまごをつくる
ダイソーの味付けたまごメーカーで、たまごをめんつゆに2時間ほど浸けます。
めんつゆだけではなく、砂糖とか塩とか、胡椒とか七味唐辛子とかオイスターソースとかを適当に隠し味的に入れています。
ダイソーの味付けたまごメーカーについての詳細記事はこちら
4.ベーコンの準備
たまごを浸けている間に、ベーコンの準備です。
生肉を燻製する場合はいろいろと大変なのですが、ベーコンだったら超カンタンです。
ブロックの状態だとビジュアルは良いのですが、薫香がつく面積が少ないので、縦に半分に切りました。
塩(少し高級な塩)と、アウトドアスパイス的なものを肉の両面にすり込みます。
なぜかといえば、浸透圧で乾燥が早いためです。
さらにいえば、こっちの方が雰囲気が出るし、美味そうな感じがするからです。
5.ドライネットで干す
ベーコンと漬け込んだたまごをドライネットに入れて乾燥させます。
(チーズは燻製の30分前ぐらいに冷蔵庫から出して常温に戻すぐらいで大丈夫です。)
このまま、明日(日曜日)まで干しっぱなしで乾燥させます。
※夏場は涼しい部屋に干すようにしています。
1日目はこれで終了です。
週末燻製レシピ【2日目(日曜日)】
週末燻製の2日目(日曜日)です。
2日目の工程は、もっとも重要な、燻製〜晩酌まで(笑)です。
では、前日にしっかりと乾燥させた食材たちを順番に燻製していきます。
1.燻製チップを入れる
燻製チップを選んでアレンジするのも楽しみのひとつです。
今回は肉に良く合う桜のチップを主体にして、ブレンドのチップをひとつまみ加えました。
紅茶の茶葉とかを入れる人もいます。
2.たまごとチーズから燻製
燻製時間の短いものから先に燻製をします。
今回は加熱しなくても食べられるものばかり、薫香と色がつけば完成なのでとても楽です。
キャメロンズのスモーカーの詳しい使い方はこちらの記事で紹介しています。
食材を並べて強火で加熱します。
煙が出てきたら、蓋をして弱火にします。
火力が強いと中が熱くなりすぎてしまい、ドロリとチーズが溶けてしまうので要注意です。
だいたい10分ぐらいしたら中を覗いてみます。
チーズは良い感じだったので、先に取り出して完成。
良い出来です。
たまごだけ5分ほど再加熱しました。
良いんではないでしょうか。
3.ベーコンを燻製
次にベーコンを燻製します。
たまごの時にけっこう煙がでていたので、新しい燻製チップをちょこっと追加しました。
先ほどと同様に、まず強火で煙が出てきたら蓋をして火を弱めて熱燻します。
15分ぐらい燻製し、中身をチェック。
こいつは恐ろしく美味そうです。
火を止めて、スモーカーの中で味を落ち着かせます。
冷めたら完成です。
オシャレな容器に詰め直し、
僕的には究極の「日曜日の晩酌のおつまみ」が完成しました。
ちなみに日曜日の昼ごはんは、この燻製ベーコンを半分使ったホットサンド。
もちろん最高に美味かったですし、家族の反応も抜群でした。
手抜きでも美味ければ良い!
以上、超カンタンで美味しい、僕の『週末燻製レシピ』でした。
先日、ブックオフで小雀陣二さんの『お手軽アウトドア燻製レシピ』という燻製本をみつけたので購入しました。
「いかに手軽に美味しい燻製を作るか。」にこだわって、食材に調味料をすり込む乾塩法を使った簡単な燻製レシピをいろいろ紹介してくれてます。
僕も初めの頃はソミュール液に浸けて塩抜きをしていましたが、労力のわりに失敗も多く、手軽に美味しく作れる今の方法にシフトしてきました。
今回紹介した僕のレシピは生肉を使っていないので、この本よりさらに手抜き(笑)です。
燻製は、つくる過程も楽しいですが、子供たちも喜び、奥さんも喜んでくれるうえに、僕も日曜日の夕方の晩酌が最高のひとときになるという素晴らしい趣味です。
燻製に興味があって、晩酌が好きかつ、キャンプギアを持て余しているお父さん。ぜひ「週末燻製」に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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