アウトドアナイフ。かっこいいですよね。
一本のナイフだけで料理したり、ささっとフェザースティックを作ったり、薪をバトニングしたりなんてできたら、こなれたキャンパー感が出ますよね。
でもナイフにはいろいろなリスクがあることを忘れてはいけません。特にファミリーキャンプでは絶対にルールを持ってナイフを扱う必要があるのではないでしょうか。
とっても大切なアウトドアでナイフを使う際の注意点をまとめてみました。
僕の愛用ナイフ
Calrosは「OPINELのカーボンno.8」と「モーラナイフ コンパニオン」を持っています。
どちらも2,000円ぐらいと、かなり購入しやすい価格なのでオススメです。
一応オピネルは料理用、モーラナイフは薪用で、キャンプに行きたくてもなかなか行けない週末はオピネル使ってちょっと料理をすることでキャンプ欲を鎮めています。
www.in-and-outdoor.comちなみに、オピネルナイフはステンレスとカーボンの2種類ありますが、僕は手入れの必要なカーボンを選びました。すごく苦労をして分解し「黒錆加工」を施し愛着のあるナイフとなっています。
ナイフの種類について
ナイフにはいろいろな種類があります。それぞれの代表的なナイフを紹介します。
シースナイフ
シースとはサヤのことで、折りたたまずサヤに収めるタイプのナイフ。刃と絵の部分が一本の金属で繋がっているので強度があります。枝を切ったり、バトニングをするのに最適です。
フォールディングナイフ
折りたたみナイフというやつです。シースナイフに比べ強度では劣りますが、安全に半分のサイズに折りたためるため、携帯性に優れています。
ツールナイフ
昔はアウトドアといえば、缶切りやコルク抜きがついているVICTORINOX(ビクトリノックス)の十徳ナイフが必需品みたいなイメージがありましたが、最近の傾向は上記のシースナイフとフォールディングナイフが主流な気がします。
おまけ
ちなみに、僕が中学校ぐらいに流行ったバタフライナイフは何用なのかとふと気になったので調べてみると、フィリピンの武具が起源ということで、ギャングな人たちが使っているのは用途として間違っていないというどうでもいいことを知ることができました。
ちゃんと法律があるって知っていましたか?
銃刀法で常時携帯できるナイフは刃渡り5cm以内となっていて、正当な理由がない場合は使用場所までは安全な梱包がなされていないと銃刀法違反となるそうです。
キャンプに行くからといって車のダッシュボードに並べておくと、とても危ないし危ないヤツだと思われて警察に止められます。
あと、車の中にしまいっぱなしも正当な理由のない所持(キャンプ以外の時)にあたるのでNGみたいなので、キャンプグッズとして部屋に保管して置く必要があります。
アウトドアでの使用時の注意点
大人しかいないキャンプでも注意は必要ですが、動きの予測ができないのが子ども。万が一のことが起こってからでは遅いので、ファミリーキャンプは絶対にルールを守りましょう。
・周りに注意
手もとに集中していたら、すぐ後ろに子どもがいたということはよくありますが、もしナイフを持っていたらと思うとゾッとします。
刃物を使うときは、自分の周りに注意を向けましょう。
・置く場所に注意
地面は草や土の色に紛れて危険です。チェアの上などは気づかずに誰かが座ってしまうこともあります。踏んだり座ったりしてしまうような場所には絶対に置かないようにしましょう。
キッチンツールの近くや、バーナーなど取り扱い注意なアイテムといっしょに置くなどわかりやすい場所に固定することが大切です。
・手渡しするときに注意
面倒かもしれませんが、フォールディングナイフは折りたたんでから渡し、シースナイフはサヤに収めてから渡しましょう。
手渡しよりも置いた状態で渡すのが一番安全です。
・使わない時にも注意
使用しない時は必ず折りたたむ(シースにしまう)癖をつけましょう。
使用後はさっと拭いて手入れしておくことも大切です。
これ以外にも、手袋は結構重要です。
キャンプ場には刃物以外にも、火傷、木のささくれ、植物トゲなど日常生活にはないむき出しの危険がいろいろあります。ちょっとした怪我を防ぐためにも手袋を着用することは癖づけしましょう。
自分がルールを守り子どもにルールを伝えること
僕は「子どもが怪我すると危ないからナイフを使わない。」という考え方はあまり好きではありません。
ナイフが危険ではあるが、とても便利な道具であるということを子どものうちから理解してもらうために、ちゃんと教えることが大切ではないかと思います。
子どもは大人のマネをします。まず大人がきちんとルールを守ってナイフを扱うことが子どもへの正しい教育に繋がるのではないでしょうか。