どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
今回は薄給サラリーマンにぜひオススメしたい冬用シュラフということで、高機能な冬用シュラフをいかに安く手に入れるかを2年間悩みに悩んだ僕が、実際購入に至るまでに候補にしたシュラフを盛りだくさんでご紹介します。
この記事はこのような方にオススメの記事です。
- 冬用シュラフが欲しいけど、高くて手が出ない。
- コスパの良いシュラフを選びたい。
- 5万5千円のダウンシュラフを買ったら奥さんがしばらく口を聞いてくれなくなる。
- 子供の塾代がエグくてキャンプギアまで工面できない。
(具体例が妙にリアルなのは気にしないでください。)
- 前回記事のおさらい
- NANGA(ナンガ)
- mont-bell(モンベル)
- ISUKA(イスカ)
- Sungpak(スナグパック)
- HAWK GEAR(ホークギア)
- Naturehike(ネイチャーハイク)
- NEMO(ニーモ)
- 結果、コレを購入しました
前回記事のおさらい
前回の記事で、自分のキャンプスタイルや使用頻度を分析してみました。
- 多少標高の高いキャンプ場は使うかもしれないですが、冬山の登山をするわけではないので、極寒での使用は考える必要なし
- 車もファミリーカーなので、収納サイズはそこまでコンパクトにする必要なし
- 冬キャンプと車中泊で、せいぜいシーズン5回ぐらいの使用頻度
- 家庭のパワーバランスを考えると3万円とかでもなかなか厳しい
以上の内容を踏まえ、
収納性はそこまでこだわる必要がない(ホントは予算がない)のでダウンをあきらめて、実質の使用温度が−5℃〜0℃ぐらいの寝袋メーカーか登山メーカーの高品質な冬用化繊シュラフにターゲットを絞りました。
※あくまでも僕のキャンプスタイル、家庭事情に合わせた内容です。
そうすると1万円〜2万円弱という価格帯がなんとなく見えてきました。
以下、候補とした冬用化繊シュラフをご紹介します。
そして記事の最後に、実際購入したシュラフを発表します。
NANGA(ナンガ)
日本が誇るシュラフブランド。NANGAです。
基本3万円以上なので今回の僕の候補ではないのですが、スペックの比較用にまず記載します。
オーロラライトDX ※比較用
快適使用温度:-11℃、下限温度:-20℃
収納サイズ:直径17cm×35cm
僕がずっと5万5千円って言ってるのはコレです。
日本製のダウンシュラフで、永久保証です。お高いですが、その分後悔のない品質が約束されているのではないでしょうか。
専門メーカーで数多くのテストを重ねた使用温度ですので、個人差はあるでしょうがほぼ信頼して良い数字だと思います。
mont-bell(モンベル)
誰もが知っている日本の老舗アウトドア・登山ブランドです。
モンベルには、ダウンハガーという最高峰のダウンシュラフがありますが、化繊を使ったリーズナブルなバロウバッグというシリーズもあります。
ここら辺だとギリ1万円代が狙えます。
#1とか#3とかはシーズンの目安で、#EXPが「極寒地・雪山」#0と#1が「冬山」#2以降が3シーズンとなっていきます。
バロウバッグ#1
快適温度:-3℃、最低使用温度:-9℃
収納サイズ:直径21.8cm×43cm
税込で21,450円
アルパインバロウバッグ#1
快適温度:-1℃、最低使用温度:-8℃
収納サイズ:直径21.8cm×43cm
税込で19,250円
こちらは入荷待ちでした。
ISUKA(イスカ)
日本の老舗の寝袋専門メーカーです。
メインは登山用のダウンシュラフなのですが、高機能の化繊わたを瓦ぶき構造で仕上げたアルファライトというシリーズがあります。こちらもギリ1万円代を狙えます。
アルファライト700EX
最低使用温度:-6℃
収納サイズ:直径19cm×35cm
このメーカーの表記は最低使用温度なので、快適使用温度で考えるとこの数字から5℃ぐらい上がるイメージでしょうか。
アルファライト1000EX
最低使用温度:-12℃
収納サイズ:直径25.5cm×40cm
老舗の専門メーカーなので、テストもしっかりされているでしょうし、自社のダウンシュラフとの分かりやすい比較表もあるので、掲載の温度はある程度信頼できる数字だと思います。
また売り場で見る限り、縫製もとてもしっかりしていました。
Sungpak(スナグパック)
イギリスのアウトドアブランドです。特にシュラフは軍用として各国に採用されているため、その性能は折り紙付きといえるのではないでしょうか。
Sungpakのベースキャンプシリーズというのが、高スペックなのに1万円台前半です。
ベースキャンプスリープシステム
という二枚重ねで使う商品もありました。
快適外気温:-12℃、下限外気温:-17℃
収納サイズ:30cm×50cm
もう一個下のスペックの
スーパーエクストリームスクエア
快適外気温-7℃、下限外気温-12℃
収納サイズ:26cm×46cm
これでも良いかもしれません。
価格、性能ともにもうしぶんないのですが、ただ売り場で見るとびっくりするぐらいデカいです。ここに関しては現物を売り場で見るのは大事だと思います。
HAWK GEAR(ホークギア)
Amazonでよく見る中華ブランドです。
5,000円を切る値段でカラーバリエーションも豊富。(タイムセールだと4,000円切っていました。)レビューやブログ記事も多く、そこまで悪くはなさそうでした。
HAWK GEAR
-15℃耐寒
収納サイズ:17cm×32cm×40cm
ただ中には「-15℃は絶対無理」「ファスナーがしょぼい」というレビューもあるので、安かろうな部分もありそうです。
安さを求める人には悪くないかもしれないですが、僕的は却下しました。ギアを愛して使いたいので。
Naturehike(ネイチャーハイク)
中国のブランドといえば、日本にもちゃんとブランド展開しているNaturehike(ネイチャーハイク)の方が、信用できるのではないかと思います。
Naturehike寝袋 N400
快適温度:1℃、限界温度:-4℃
収納サイズ:28cm×45cm
真冬だと若干スペックが足りないかもしれないですが、税込5,990円でした。
さらにハイスペックのシュラフもありましたが、さすがに3万円オーバーでした。
NEMO(ニーモ)
アメリカの革新的な山岳ギアブランドです。
テントが有名ですが、シュラフもバリエーション豊かに展開しています。
形もちょっと変わっていて、寝返りしやすいスプーンシェイプという形を採用しています。
また同じ商品で、男性用、女性用でスペックが違うのも面白いと思います。
テンポ20W’s
快適使用温度:-5℃、下限温度:-11℃
収納サイズ:23cm×36cm
税込17,050円の冬用化繊シュラフです。
W’sというのが女性用でサイズが168cmまでの分、スペックが高くなっています。(男性用のテンポ20wは183cmまでで下限温度が-7℃)
僕にはちょっと小さいのですが、小柄な人や女性の場合、選択肢としては良い気がします。
コンプレッションサック、ストレージサック(保管用袋)が標準で付属しているのも良いですね。
このほか、今回紹介した以外でも、DOUTERやMOUNTAIN EQIPMENTでも化繊で1万円台の高機能寝袋がありましたが、若干情報が少なかったので検討の中には入れませんでした。
結果、コレを購入しました
各ブランドの公式ページやAmazon、楽天の口コミ、アルペンアウトドアーズやWILD-1のシュラフ売り場をみまくった結果、、。
ISUKAのアルファライト1000EXを購入しました。
アマゾンで10%ポイントバックだったので実質、税込18,315円でした。
同じISUKAのアルファライト700EXと迷ったのですが、使ってみて寒かったらショックなのでスペックの高い方にしました。
ISUKAアルファライトを選んだ理由
- 創業40年を超える寝袋専門メーカーで、自社サイトの説明も丁寧で分かり易かったこと。
- 使用温度もダウンとの比較表があり信頼感が持てること。(ラボテスト、フィールドテストを長年ちゃんと行っている)
- 売り場で実物をみて縫製などもちゃんと確認し、収納サイズも今の寝袋と同じぐらいだったこと。
- なぜか僕のTwitterアカウントをフォローしてくれていること。
これで2年間もんもんと悩んでいた冬用シュラフ問題が解決しました。
果たして、この商品が正解なのかどうかはまだ分かりませんが、しっかり検討して選んだという自分ルールは守れたので、とても納得できています。
実は、先日のソロキャンプですでに使用したのですが、10月中旬では暖かすぎて、ほぼファスナー全開で使用していました。
早く0℃以下に挑戦したいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。とても長い記事になってしまいましたが、みていただいた方のなんらかの参考や、良いブランドとの出会いになれば幸いです。