どーも。高校時代少しだけ軽音部に所属していたサラリーマンキャンパーのCarlosです。
夏といえばフェス。夏フェスといえばフジロックです。
今回は、フジロックに一度も行ったことのないのにハマっている僕が、先週末に開催されたアウトドアな音楽フェスであるFUJI ROCK FESTIVAL ’24を、超インドアに満喫しました。そんなIn&Outdoorなフジロックの楽しみ方を紹介したいと思います。
FUJI ROCK FESTIVAL '24
先週末の7月26日(金)、27日(土)、28日(日)の開催で、今年はAmazonプライムが無料配信をしてくれました。
ご存知の通り、日本の代表的な音楽フェスで、毎年7月の終わり頃に新潟県の苗場スキー場で開催。今年で25回目だそうです。
山の中にいくつものステージが分かれ、単純にライブを見に行くというよりは、自然に触れ、アウトドアでトレッキング的な要素を持ち、ヨーロッパのフェスの精神を受け継いでいる正当な音楽フェスなのではないでしょうか。
毎年、海外と国内のアーティストを音楽ジャンル問わず招待しています。
今年は元オアシスのノエルギャラガー。テクノの超大御所クラフトワーク、国内はスカパラ、マカロニえんぴつ、MAN WITH A MISSION、10FEET、くるりなどが有名どころでした。(去年は矢沢永吉が出てた。)
出演アーティストの国もジャンルもバラバラなので、マイナーで初めて見るアーティストも検索するとその界隈ではスゴい人だったりします。個人的にはそういう音楽を発見するのにハマっていて、メジャーなアーティストのライブを軸としながら、初めて名前を知るアーティストのライブを積極的に観るようにしています。
今年は、タイミングよく土日をオフにできたので、遊びの予定も入れず、金曜の仕事帰りに週末のつまみとアルコールを手当たり次第に買い込み、金曜の夜から完全に引きこもりモードでフジロックに挑みました。当然ながら2日連続で昼から飲みまくりました。
かなりの種類の音楽とアルコールを2.5日間浴び続けたおかげで、感動&癒しの余韻に浸って脳味噌がちゃんと働かず記事の更新が1週間も伸びてしまいました。
フジロックと僕
僕にとってのフェスといえば、地元の花火大会とか近所の公園の盆踊りぐらいのレベルのインドアな男で、フジロックはずっと富士山のふもとあたりでやってると思っていました。(1997年の第一回は山梨県の富士天神山スキー場で開催されたそうです。)
そんな僕がフジロックにハマったのは、かなり最近で、2019年にYoutubeで無料配信されたのを何気に観た時でした。
キャンプ沼に深くハマっていたこともあり、いずれはテント泊で参戦したいので、そのための予習をしようと考えていたからです。
そうしたら純粋にフジロックの深みにハマりました。出演アーティストのクオリティ、ライブの雰囲気、色々なものが他とは違うということを知りました。(まだ現地には1回も行ったことないですけど。)
翌2020年はコロナのために中止(この時に配信されたフジロックのアーカイブの映像配信、むちゃくちゃ豪華でした。)
2021年は国内アーティストのみで開催。
2022年は庭で昼からハイボール飲みながら観てました。
こんな感じでコロナキッカケでフジロックが配信を開放してくれたことにより、毎年のフジロック配信が夏の楽しみになっていました。
今回ライブ観て心に刺さった人たち
フジロックの醍醐味は、全然好きなジャンルじゃなかったラッパーのパフォーマンスや、何語で歌ってるのかわからないアーティスト音楽のかっこよさに不意に出会えるからです。
年齢とともに音楽のジャンルはなんでもOKなり、今や知らないジャンルだろうと、金儲けのために再結成した太った大御所だろうと、Mステに出てるJ-POPアイドルだろうと、かなり楽しめるようになりました。(酒を飲みながらですが。)
くるり
キャンプ場向かう田舎道の運転中によく流すのがくるりです。歌詞と声が牧歌的な風景と合うのです。
今回、一番配信を観たかったバンドでした。
くるりは何度もフジロックに出てるのですが、中継の時間とタイミングあが合わず、これまで一度も観れたことがなかったので、今回初観戦することができました。
神曲「ワールドエンド・スーパーノヴァ」最高でした。
菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール
音楽的にかなりマニアックなJAZZのひとです。
サックス奏者ですが、歌も歌ってます。
僕がアルゼンチンタンゴっぽいバンドをじっと観ているので気になったらしく、ドラマ「岸辺露伴は動かない」の音楽の人だと教えたら、奥さんも娘も食いついてました。
この人を好きになったキッカケは変わっていて、15年ぐらい前にジャケ買いならぬタイトル買いした本「スペインの宇宙食」からでした。
文章もかなりクセ(センス)があって、面白く何度も読み返しました。
フジロックで、観ることができて最高でした。日曜日の昼のステージでしたが、さっそくクラフトビールをプシュッと開けましたよ。
ESNE BELTZA
醍醐味の部分で触れた、どこの国かわからないけど実力のあるアーティスト枠。
今回、それがこのESNE BELTZA(エスネベルサ)でした。
アコーディオンを持った髭の白人のオッサンと、髭みたいなタトゥを顔に入れたお姉ちゃんのツインボーカル。
歌っているのはスペイン語っぽいので最初、南米のバンドなのかと思ったのですが、ステージに掲げている国旗🇵🇸はアラブっぽい(のちほどこれは反イスラエルのためにパレスチナの国旗を掲げていたと判明)。
でも音楽はスカパラっぽい陽気なロックに民族音楽がミックスしている感じでした。
全然わからないので、検索したらスペインのバスク地方のバンドでした。
しかも、ESNE BELTZAは今年解散が決まっているそうで、客席に降りて歌うなど本人たちもテンションが高くて、観客も午前中なのにモッシュしてて、すごく盛り上がっていました。僕の今回観たライブの中では一番客が盛り上がってたと思います。
ずっと真夜中でいいのに
ボーカルのACAねちゃんは顔を出さないでライブをするんですけど、数年前にフジロックに出た時は薄いベールの後ろでライブでした。
今回はでかいグリーンステージ(4万人収容)にランクアップして、Adoみたいに照明をあてずにパフォーマンスしてました。
最後のMCもなかなか感動的で、「ずっとライブが好きではなかったけど、2019年のフジロックに出たことで好きになった。」というそのライブも観ていたので、オジサン、ウルっときてしまいました。
次女がボカロ系の音楽好きなので、共通の話題になるのも良いですね。
toe
トーと読むそうです。
今回、発見した僕の一番好きなタイプのバンドでした。
こういうメロディアスで音に没入できる感じかつ、ちょっと切ない青春を思い起こさせるような音楽性。
聴く時の精神状態によっては油断して涙がでちゃうような曲大好きです。
名曲「波よせて」(クラムボンのカバーが有名ですが、元はSmall Circle of Friendsの曲)とかに雰囲気ちょっと似てるかも。
メンバー全員がバンド以外に本業(インテリアデザイナー等)を持っているそうで、それなのにフジロックや海外のイベントに出るなんてすげぇって思いましたし、音もドンズバでしたが、そういった部分も含めてカッコいいなぁと思いました。
大好きな土岐麻子さんとコラボ曲(↑上の動画)もあったりと、なんでもっと早く知らなかったのかとちょっと後悔。(しかもつまみ作ったりしながら聴いていたので、半分ぐらいしかちゃんと聴けず、今後要チェックです。)
焚き火をしながら聴きたい曲が増えました。
ノエル・ギャラガー
オアシスは当時流行り過ぎててそこまで好きなバンドではありませんでしたが、解散して時間が経ったら、一周回って好きになりました。
当時流行っていた曲はテレビ、ラジオ、街中とそこら中で耳にし、脳に刷り込まれているので、Whateverなんか流れるとあの頃の自分の記憶や当時の風景がふいに甦ったりします。
今回も気前よくサービス精神旺盛でオアシスの名曲を何曲もやってくれました。
最後は超名曲のDon't Look Back In Angerの大合唱。(というか一番いいサビのソーサリーキャウェーを客に歌わせるというパターン。そこは歌って欲しかった。それでも、やっぱり感動しちゃいました。)
3日間のエンディングにふさわしいライブでした。
まとめ
以上、かなり長くなってしまいましたが、フジロックについて僕の思いの丈をぶつけてみました。
いずれはフジロックのキャンプサイトに行ってみたいなと思いつつ、10年ぐらい経ってしまった気がします。
いかんせんチケット代が高い(フルだと5〜6万)。会場に行くまでもハードルが高く、(交通費、宿泊費、食事代もろもろ合わせると海外旅行に行けそう。)ズルズルときてしまいました。
Xのつぶやきをみると、同じような配信勢がたくさんいました。
でも、今回じっくりとライブを観ることができ、やっぱり現地に行ってみたい。とあらためて思いました。3ヵ年計画ぐらいにするかなぁ。新潟旅行も含めて。
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