どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
暑すぎてキャンプに行けない日曜日にはクーラーの効いた部屋でAmazonプライム鑑賞が最高ですよね。
2022年9月のロジャー・フェデラーの引退発表から引退試合を追ったドキュメンタリー『フェデラー〜最後の12日間〜』を不用意に観たら、日曜日の朝から鼻水垂らすほど感動してしまいました。
フェデラーと僕
そもそも僕は特にフェデラーのファンというワケではありません。
テニスの経験も体育のソストテニスぐらいです。
なんですけど、テニス中継を観るのは結構好きで、フェデラーよりも上の世代のアンドレ・アガシ、ピート・サンプラス、マイケル・チャン、松岡修造の頃のテニスを深夜に夜更かししながらよく観ていました。
当時は女子もマルチナ・ヒンギスとかシュティフィ・グラフとか、ヴィーナス姉妹とか、伊達公子とか、すごくキャラが立っているテニス選手が多くて強かったので、面白かったです。
そんな僕のフェデラーのイメージとしては、
勝ちすぎて面白くない。
「フェデラーが強すぎてつまらないのでテニスをあまり観なくなった。」
というぐらい、どちらかというとマイナスな印象でした。
フェデラーの引退ドキュメンタリー
そんなムチャクチャに強かったレジェンドがいつのまにか40過ぎになっていて、ついに引退を決意。
その引退を追ったドキュメンタリーでした。
近年は怪我とリハビリとの戦いで、ほどんど大会に出れていなかったようです。
過去の映像と現在のインタビューで構成されていて、雰囲気的にプロ野球選手の戦力外通告の裏側を追いかけるあのドキュメンタリーっぽさはありましたが、登場人物や家具、車、ホテルの部屋など画面がいちいち豪華で、プライベートジェットを持っているレジェンド選手の舞台裏の映像というのもなかなか貴重でした。
もともと一般に公開する予定ではなく撮影していた映像とのことで、だからこそのリアリティなのかもしれません。
スター選手の哀愁に咽び泣く
2022年、ロンドンで行われた引退試合は興行的な大会ではありましたが、かつてのライバル達、ラファエル・ナダルやノバク・ジョコビッチが駆けつけて、マッケンローやボルグがヨーロッパ選抜と世界選抜の監督にをするというテニスファンなら堪らない豪華な内容でした。
フェデラーの引退試合ではありますが、ナダルやジョコビッチといったレジェンドたちも40前後となり、怪我と戦いながら引退を考えなければいけない時期。
自分自身の引退とも重なり合っていて、彼らがインタビューで語る言葉にも深いものがありました。
そんなこともあり、最後の試合後、フェデラーを含め全ての選手が大号泣。奥さんや子供も大号泣。ずっとおちゃらけていたジョコビッチもすごく泣いてて、、
オッサンというくくりで見たら同世代の僕も涙と鼻水がダラダラ。
あと、なんかヨーロッパ人って人目を憚らずに号泣することってあまり見たことない気がして、ムチャクチャ心を揺さぶられてもらい泣きをしてしまいました。
フェデラーの人生と僕の人生が似ている部分は１ミリもないのですが、、、それでも子供を育て、四十代を迎え肌ツヤも悪くなり、チヤホヤされることもなくなり、そんな寂しさみたいなものはレジェンドだろうと、サラリーマンだろうと、人って同じなんだなと。七夕の日曜日の朝から咽び泣きました。
まとめ
と、2週続けて、インドアな趣味に走った記事となってしまいました。
だって、外ムチャクチャ暑いですもん。
この気温ではBBQですら無理です。死にます。
なので、暑すぎてキャンプに行けない日曜日は、クーラーの効いた部屋で『フェデラー』で泣き活。オススメです。
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