どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
2023年になり、新年の『焚き火初め』に行ってきました。
今回は新年のソロ焚き火以外に、もうひとつ大きな目的がありました。こっそりとあるモノを灰にすることです。
灰になるとは
Wikipediaを引用すると
通常、木材などの炭素化合物が主成分の素材を加熱すると燃焼が起こり、炭素は周囲の酸素と結合して気体の二酸化炭素となってしまうが、酸素を遮断した状態で加熱を行うと、炭素化合物は分解が生じ、その中から揮発性の低い固体の炭素分が比較的多く残る。この現象を一般的に炭化(たんか)と呼ぶ。
そうです。今回は新年の焚き火を楽しみつつ、こっそりとあるモノを炭化したかったのです。完全に分解したかったのです。
人には、絶対に守らないといけないモノがあります。
人によっては不倫の秘密だったり、人によっては過去の犯罪だったり、、
僕の場合は、昨年引っ越しをした時に昔の写真やら何やらの段ボール箱の中から発掘されたあるヤバい代物でした。
僕の『中学生日記』を焚書
そうそれは、中学生のころ、超多感な時期に書いていた僕の日記。
中学校の時に下手な字で書き殴られた思春期の僕の想いの丈。
これぞまさに『中学生日記』。
しかも一部のページにはタイトルがついているところもあったりして、もしコレを奥さんや娘たちにみられたらこれ以上恥ずかしい代物は他に地球上には存在しません。
もし僕が急に事故かなんかで死んでしまって、遺品整理でこの日記を見られでもしたら、恥ずかしくてもう一度死んでしまう。本当にそんなレベルの内容でした。
自慢じゃないですが、僕は当時そこそこモテました。そこそこモテたからこその自意識過剰さ、ナルシスティックな傾向のあった僕。なので恥ずかしすぎる文章のオンパレード。
これは可愛い自分という人間が書いたとはいえ、到底許せるものではありませんでした。
なので、燃やして灰にするしかないと。
せっかくだから焚き火も兼ねて、あの恥ずかしい文章を供養をしてやろうと。
ああキャンパーで良かったな。焚き火が好きでよかったなぁと思いました。
(こいつです。中は見せません。)
※ちなみに知らない年代の人に説明すると中学生日記というのは、昔NHKでやっていた金八先生ちっくな教育ドラマのことです。
書いてあったのはこんな内容
岸辺露伴のように、僕自身がすでに記憶からほぼ除外しているセンシティブな断片たちをペラペラとめくって、それこそ「このページは絶対にヤバい」というページから順次丁寧にやぶって焚き火に焚べました。
- 当時好きだった女の子についてのアレコレ(複数いた)
- 修学旅行記(バスで誰のとなりだったとか、夜に同級生の顔に油性マジックで落書きしたとか)
- 好きだったハードロックのこと(当時メタリカとかガンズアンドローゼスがものすごく流行っていたんです。)
- 死について(自殺とかを考えていたんじゃなくて、人間は死んだらどうなるんだろうか、両親もいつかは死ぬんだろうか。人間はなんのために生まれるのだろうかということ結構小さい頃から考える子どもでした。)
- ギリでポエムまではいかないが、まあまあクサい文章(後術)
正直、僕以外が読んでもよくわからない文章ばかりなのですが、(そもそも解読不可能なぐらい下手な字で書き殴ってあるし)読めば読むほど確実に世の中から消してしまわないといけないと改めて思いました。
中二すぎる中二の文章。
でもヤバさの具体性を伝えるために、ひとつだけ残しときます。(これだけが唯一恥ずかしいけれどもかろうじて匿名ブログだから残せる内容です。)
おそらく中二の大晦日に書いた記事です。
『ただの日』※というタイトル
今日は大みそか。一年最後の日。
だからといってこれは人間が勝手につくったこと。
地球の規模でみたらなんでもない。
12時の1秒前が平成00年で、1秒後が平成00年。それだけのことである。
オレは(当時の一人称はオレ)人間はただ生まれて死ぬだけだと思う。トカゲや蟻と同じだと思う。神だの死後の世界があるだの勝手に脳みそで考えただけじゃないのか。
神。そういうものを想像して勝手に頼る。そして安心する〜もう恥ずかしいのでここが限界です。〜以下略
ああ、まさしく厨二病の文章!
だけどちょっと『サピエンス全史』に通ずるところがあって面白いと思ったのでここだけ燃やす前に写真に残しました。(きっとマンガ『寄生獣』の影響だろうと思います。)
もちろんこのページも綺麗に灰にしました。
燃えよ!
以上、2023年焚き火初めに、恥ずかしい日記を処分したという記事でした。
とても気持ちよかったです。でもこれでいつポックリ逝っても大丈夫だな、と。
僕の中では紅白にも出演した藤井風の『燃えよ』がリフレインしてました。
少なくとも男子の皆さんは、このエロ本を処分する時みたいなあの懐かしくて切ないドキドキ感という複雑な感情を理解してくれるのではないでしょうか。
こころなしか、いつもより炎が切なくゆらめいていました。そしていつもよりも煙が目に染みました。
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この一見オシャレな焚き火写真の中には、とっても恥ずかしい文章の日記が燃えているんです。
新年早々こんなくだらない内容のキャンプブログですいません。
今年も何卒よろしくお願いします!
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