どーも。約2年半ぐらいボーナスの度にポータブル電源の購入を考えては挫折してを繰り返しているサラリーマンキャンパーのCarlosです。
ポータブル電源って、種類がいっぱいで、わけのわからない専門的な数字が並び、結構なお値段なので躊躇をしているという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな禁断の聖櫃(アーク)「ポータブル電源」について、ムズカシイ用語や注意事項などを出来るだけわかりやすくまとめてみたいと思います。
禁断のアーク「ポータブル電源」
いろいろなメーカーからいろいろなスペックのポータブル電源が販売されています。
初心者お断りのその価格帯と種類の多さ、専門用語の多さ。
これは冬シュラフと同じだと思いました。けっして、ひとときの感情に流されて購入してはいけないギアだと。しかもシュラフより全然高いし。
なので、記事にまとめながら僕自身も勉強してみることにしました。
この記事はこんな方にオススメの記事です。
・kWh?mAh?なんじゃそりゃというヒト
・そもそもポタ電がキャンプにいるのかというヒト
・ポータブル電源の種類が多すぎてよくわからんヒト
単位の意味がわからない
そもそも書いてある単位の意味がわかりません。
Jackery ポータブル電源708(191400mAh,708Wh)
Wh、kWhってなに?
僕のようにこのなん万mAh、なん百Whとか書いてある数字で挫折をしたヒトは少なくはないと思います。
数値がでかけりゃいいだろう。大は小を兼ねるだろう。というのはわかるのですが、ちょっと油断すると価格も10万円を超えて家計がとんでもないことになります。
なので、まずはどのメーカーのスペックにも書いてあるこの「Wh」から調べてみました。
W(ワット)が電力で、Wh(ワットアワー)=1時間あたりの電力使用量という意味です。またkWh(キロワットアワー)は、Wh(ワットアワー)の1,000倍でした。
例えば、消費電力300Wの液晶テレビを1時間使用した場合、300Whのバッテリー容量が必要。
300w×1時間=300Wh(0.3kWh)
上記の708Whのポータブル電源であれば、708Wh分のバッテリー容量があるということです。
mAhってなに?
mAh(ミリアンペアアワー)と読むそうです。
蓄電量(電気を貯めておける容量)のことで、100mAhなら100ミリアンペアの電流を1時間流せる電気を貯めておけるという意味です。
スマートフォンのバッテリーの蓄電量が平均で3,000mAh~3,500mAhだそうなので、上記のポータブル電源191400mAhの場合、スマホの60回分ぐらいの電気を貯めておけるということです。
一般的な家電の消費電力の目安
家電製品ごとの消費電力の目安を調べてみました。
- スマートフォン15〜20W
- 扇風機 30W
- ノートPC 50〜100W
- 電気毛布 60W
- 液晶テレビ 300〜500w
- こたつ 300〜600w
- ホットカーペット 500〜800W
- 炊飯器 700〜1200W
- ドライヤー 800〜1200W
- 電子レンジ 1300W
W数の多いドライヤーや電子レンジ等はポータブル電源のスペックによっては使うことができません。調理家電や暖房器具を使おうと思うと瞬間最大出力1000W越えのハイスペックなポータブル電源を選ぶ必要があり、自分のキャンプスタイルと相談した方が良いと思います。
スマートフォンやノートPC、LEDライトなんかはW数が少ないので小さいスペックのポータブル電源でも大丈夫です。(ただその場合、ポータブル電源自体がそもそもいるのか?って話にもなりそうです。)
ポータブル電源の注意事項
精密機械なので、注意事項もいろいろあります。
★充電しながら使わない
電池の劣化を早めてしまうそうです。スマートフォンと似ていますが、リチウムイオン電池を使っているので、基本同じです。
★0%で保管しない
これも電池の劣化を早めるそうで、長期保管をする場合は60〜80%のバッテリー残量にすると良いそうです。
★保管場所に注意
高温多湿、気温が低すぎる場所で保管しない。埃もよくないので、風通しの良い場所が良いそうです。
ポータブル電源には寿命もある
ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は劣化による寿命があります。スマートフォン同様にだんだんとバッテリーの持ちが悪くなるようです。
回数としての寿命は500~2,500回
結構幅がありますが使用方法や保管方法にもよるとのこと。
年数にして6〜11年だそうです。
そもそもキャンプにポータブル電源てどうなの?
そうなんです。キャンプにポタ電は要らないんじゃないかという説もあります。
なぜならキャンプは「不便を愉しむもの」。便利にしたいのであればホテル予約すればいいじゃんと言うヒトもいるかもしれません。僕もちょっと思います。
でも、キャンプだけではなく、車中泊やロングドライブ、ワーケーションといったところまで範囲を広げてみれば、実はかなり使えるアイテムといえるかもしれません。
また、キャンプ場で読書するのが読書家アピールになるように、キャンプ場でポタ電にパソコン繋いだら、スタバでMacBookでメールチェックするよりも意識高い系をアピールできるのではないでしょうか。
電気代の高い今の救世主となるか
もう一つ考えているのは、むちゃくちゃ値上がっている電気代の助けにならないかということ。
その場合ソーラーパネルも必要になってしまいますが、天気の良い日はソーラー、移動する時は車で充電することで、日常的な家電(ドライヤーとか)に使って家計を助けることに繋がる可能性もあったり。
防災の備えとして
もうひとつ、ポータブル電源の購入を検討している理由として、災害時の備えとして考えているからです。
万が一の災害で、電源が長期間復旧しない時、避難所での生活を余儀なくされた時、といった事態を想定した場合、かなり心強いアイテムだと思います。
ポータブル電源のオススメメーカー
僕が選ぶとすれば、精密機械なのであまり聞いたことのない怪しいメーカーは除外します。
記事の参考にさせていただいたEcoFlowやJackery、有名なところでSmartTapのPowerArQ、GOALZEROあたりから選ぶだろうと思います。
EcoFlow RIVER Max(160000mAh,576Wh)
Jackery ポータブル電源708(191400mAh,708Wh)
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ コヨーテ タン (626Wh/174,000mAh/3.6V/正弦波 100V 日本仕様) 正規保証2年 008601C-JPN-FS-TN
充電時間や、電源の端子の種類、サイズや重さなどメーカーやスペックによって異なるので、まず、mAh(ミリアンペア)とWh(ワットアワー)を自分の使用用途や回数に合わせて決めて、比較検討に入ることをお勧めします。
まとめ
以上、ポータブル電源について、ムズカシイ用語や注意事項などをまとめてみました。
ポータブル電源。キャンプに使うだけならちょっと高いけど、キャンプ+αで考えれば生活スタイルによってはありなギアではないかと思います。
今回は、メーカーごとのオススメ商品の比較検討まではできませんでしたが、また別記事でより詳しく紹介できればと思います。
僕自身もこの記事を書いたことでむちゃくちゃ勉強になりました。
もしこのブログが参考になったよ。という方はバナークリックしてくれたら嬉しいです。
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