どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
今回はアウトドアブランド事典『T』です。『T』はブランドの数も多いのですが、Trangia、THERMAREST、tent-Mark DESIGNS、TARAS BOULBAといった、かなり質の高いブランドが揃っていて、欲しいものだらけの内容となってしまいました。
- 「アウトドアブランド事典」のルール
- TATONKA(タトンカ)
- TITAN(タイタン)
- TOYOTOMI(トヨトミ)
- THERMAREST(サーマレスト)
- THERMOS(サーモス)
- Trangia(トランギア)
- tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
- TARAS BOULBA(タラスブルバ)
- Turk(ターク)
- まとめ
「アウトドアブランド事典」のルール
In&Outdoor的アウトドアブランド事典を書いていくにあたって、いくつかのルールを決めました。
- 紹介するのは自分が持っているブランドや知り合いが使っているブランド、せめて売り場で実際さわったことがあるブランドにしたいと思います。そもそも僕自身が初心者かつ低所得サラリーマンであるため、オシャレすぎるガレージブランドは見えないことにしています。
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企業名や商品名もそっちの方が一般的ならリストに入れる場合もあります。
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創業年、本拠地などが分かれば入れます。(古いから良いブランドというわけではないですが、歴史は判断基準のひとつだと僕は思います。)
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アウトドアブランドではなくても、アウトドアシーンで使われるアイテムを出しているメーカーやアパレルブランドも入れる場合もあります。
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なるだけフラットに説明しながらも、個人的思い入れがある場合は書いてしまいます。
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追加情報や、ブランドは随時更新していく予定です。
TATONKA(タトンカ)
創業:1980年(ブランド立ち上げは1993年)
ドイツ/バイエルン地方
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ワンダーフォーゲルの国ドイツの高品質で低価格なバックバッグやタープに定評のあるブランド。
もともとアメリカの大手メーカーのOEM生産を手掛けていた会社が1993年に自社ブランドを立ち上げたのが始まりです。
ロゴの間にあるのはバイソンのマークで、タトンカとはドイツ語ではなくネイティブアメリカンのスー族の言葉でバイソンを意味するそうです。
僕はブックオフで激安で見つけたここのバックパックを持っていて、キャンプとかトレッキングする時に愛用しています。
TITAN(タイタン)
設立:1986年
カナダ
California Innovationsという会社が生み出したクーラーバックのブランド。
最初にTITANを見たのがゴツいハードクーラーだったので、名前もゴツいしYETIとかORCAみたいなゴツい&お高い系のブランドかと思っていたのですが、実はソフトクーラーバックの世界No.1(2018年)ブランドとのことで、ソフトクーラーの方が有名だったみたいです。
もし5万円ぐらいポンとあぶく銭が手に入って「ハードクーラーを買っていいよ」となった時、YETI、ORCAとともにここのハードクーラーが選択肢に入ります。
TOYOTOMI(トヨトミ)
創業:1949年
日本/愛知県名古屋市
アウトドア業界ではレインボーストーブで有名なストーブの老舗メーカーです。
だろうな。とは思っていたのですが、創業者が豊臣秀吉と同じ場所生まれ(名古屋市中村区)で、同じ誕生日(1月1日)であやかったのが社名の由来だそうです。
スノーピークとコラボのレインボーストーブ。欲しい。
株式会社トヨトミ | 思わずほっと、ここちいい暮らし。家族の真ん中に、いつもTOYOTOMI
THERMAREST(サーマレスト)
創業:1971 年
アメリカ
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ウレタンフォーム内蔵で自動で膨らむマットレス「サーマレスト」の大ヒットでスリーピングマットのトップメーカーとしての地位を確立したサーマレスト。
Zライトというクローズドセルマットレスも定番。というか手が出せそうなのはここら辺までです。欲しい。
あと、現物は見たことないですが、ハンモックやチェアも出しているそうです。
Therm-a-rest〜マットレス、コット、チェアキット、シュラフ〜 | 株式会社モチヅキ
THERMOS(サーモス)
設立:1904年
ドイツ
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120年の歴史を持つ魔法瓶のメーカーです。
日本にも早くに入ってきており、昔からの登山家はサーモスではなく愛情を込めてドイツ読みのテルモスと呼ぶそうです。
僕はビールを飲む時はスタンレーのタンブラーに注ぐ派なのですが、缶をそのまま保冷できる保冷缶ホルダーは僕の周りでも使っているひとが多く、ちょっと欲しいと思っています。
- 価格: 2750 円
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Trangia(トランギア)
創業:1925年
スウェーデン/トラングスヴィッゲン
1925年創業のスウェーデンの老舗クッカーブランド。ブランド名は町の名前が由来だそうです。
ソロキャンプブームでメスティンの品薄状態が続き、一時期は高値で転売されるなどしていました。
僕はちょうどこのブログをはじめたころにキャンプ沼で発見し即購入。
以来、家キャンプ飯のレシピ記事でたくさんお世話になっています。
今は普通サイズの黒ハンドルを2個とラージの赤ハンドルという3個持ちです。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
創業:1984年
日本/栃木県
カンセキ(WILD-1)のオリジナルブランド。
カンセキには2つのプライベートブランドがあって、ひとつがコスパの高いクオルツ。もうひとつのガチなほうがこのテンマクデザイン。こっちの方がハイブランドではありますが、一般的なブランドと比べるとかなりコスパは良いため、人気なのは仕方がないと思います。
テントだけでもサーカスTC、炎幕、パンダ、ペポなど人気テントがずらずらと。
焚き火関係のアイテムも素晴らしく、PBでは考えられないとんがったコンセプトの商品がこの値段で買えるの!?っていうのがたくさんあります。
TARAS BOULBA(タラスブルバ)
創業:1976年
日本
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もともとは、アシックスのアウトドアブランドとして1976年に誕生。
2013年に一度ブランドが消滅したのですが、2017年にスポーツオーソリティ(株式会社メガスポーツ)が商標を手に入れプライベートブランドとして復活。
なのでスポオソで全面的に展開しているわけですね。
ほぼオールジャンルのアウトドアアイテムを展開しており、デザイン感も黒やアースカラーで統一されていてとてもカッコイイです。
ロシアの文豪ゴーゴリの作品「タラス・ブーリバ」がブランド名の由来だそうです。
Turk(ターク)
創業:1857年
ドイツ
ドイツの鍛冶職人がつくるフライパンのブランド。
鉄フライパンを買うのであれば最終的な目標はこれです。
2万円を超えるクラシックシリーズのフライパンは、ひとつひとつを職人が延べ棒のような鉄の塊を熱して、何度も叩いて成形し作り上げています。まるで日本刀みたいに。
これで分厚いステーキを焼いてみたいです。
まとめ
以上、アウトドアブランド事典『T』でした。
言語学的な理由からなのか、頭文字『T』は日本とドイツのブランドが固まりました。
クオリティの高いブランドばかりの『T』のラインナップに日本とドイツというものづくり大国のブランドが集まったのはとてもおもしろいなと思いました。
まだ、TENT FACTORY、Tentipi、TEVAなど書ききれなかったブランドもあるので追記していきたいと思います。
みていただいた方のなんらかの参考や、良いブランドとの出会いになれば幸いです。