どーも。サラリーマンキャンパーのCarlosです。
今回はアウトドアブランド事典「M」です。さすがはマウンテンの「M」なだけあって山岳ブランドが多めでしたが、だからこそなのか素晴らしいブランドだらけで文字数的にも内容的にも濃い記事となっています。
- 「アウトドアブランド事典」のルール
- MERRELL(メレル)
- Marmot(マーモット)
- 村の鍛冶屋(株式会社山谷産業)
- mont-bell(モンベル)
- MSR(マウンテンセーフティーリサーチ)
- MAMMUT(マムート)
- MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)
- MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)
- MONORAL(モノラルアウトドア)
- MORAKNIV(モーラナイフ)
- MANASLU(マナスル)
- muraco(ムラコ)
- まとめ
「アウトドアブランド事典」のルール
In&Outdoor的アウトドアブランド事典を書いていくにあたって、いくつかのルールを決めました。
- 紹介するのは自分が持っているブランドや知り合いが使っているブランド、せめて売り場で実際さわったことがあるブランドにしたいと思います。そもそも僕自身が初心者かつ低所得サラリーマンであるため、オシャレすぎるガレージブランドは見えないことにしています。
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企業名や商品名もそっちの方が一般的ならリストに入れる場合もあります。
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創業年、本拠地などが分かれば入れます。(古いから良いブランドというわけではないですが、歴史は判断基準のひとつだと僕は思います。)
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アウトドアブランドではなくても、アウトドアシーンで使われるアイテムを出しているメーカーやアパレルブランドも入れる場合もあります。
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なるだけフラットに説明しながらも、個人的思い入れがある場合は書いてしまいます。
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追加情報や、ブランドは随時更新していく予定です。
MERRELL(メレル)
創業:1981年
アメリカ/ミシガン州
もとはカスタムメイドのカウボーイブーツ職人だった創業者が、腕試しのために作ったハイキングブーツが大評判になったのがブランド設立のきっかけ。
今のデザイン性の高いMERRELLのシューズからはイメージしづらいシンプルな革製のハイキングブーツが元祖。今や160カ国で年間1700万足を販売するブランドに。
Marmot(マーモット)
創業:1974年
アメリカ/コロラド州
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ブランド名の由来は、山岳地帯に生息するリスの仲間のマーモットから。
ダウンジャケット、シュラフ、バックパックなどの布物を中心とした登山・キャンプ用品のブランド。
1975年のクリント・イーストウッド主演の山を舞台としたスパイ映画『アイガー・サンクション』の撮影のために、108着のダウンジャケットをたった一週間で用意して成功を掴んだのだそうです。
1976年にアウトドアブランドとして初めてゴアテックスを採用したブランドでもあります。
村の鍛冶屋(株式会社山谷産業)
創業:1974年
日本/新潟県三条市
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金属加工の街、新潟県燕三条(僕はこの響き大好きです。)の技術を使って作られる金物中心のアウトドアギアを展開する人気のブランド。
特にアルティメットハンマーとエリッゼステークが有名ですが、ハンドアクスもカッコいいです。(、、もちろん在庫はございませんでした。)
そしてTSBBQも村の鍛冶屋の別ラインです。(TsubameSanjoBBQの略)
https://www.yamac.co.jp/tsbbq/
現在、スノーピークにエリッゼステークの差し止めの裁判を起こされています。
僕の個人的な見解としては、スノーピークは同郷のブランドの足を引っ張るようなショボいことやらない方がカッコいいのになぁというところです。
mont-bell(モンベル)
創業:1975年
日本/大阪府大阪市
日本を代表するアウトドアブランドです。
キャンプ、トレッキング、登山と幅広いラインナップで、お値段はそこまで高くないのに、クオリティの高い商品がそろっています。
現在、モンベルのシュラフを激悩み中です。
モンベルの店舗も混んでいます。
WILD-1よりは若干年齢層高めですが、当時のアウトドアブームの団塊世代の方々が、今は登山に移行しているんだということがよく分かります。
昨年、僕も地元の低山を登ったのですが、平日なのに駐車場は満車で、すれ違う人たちはほとんどが僕のお父さんやお母さんぐらいの人たちでした。
(2021/05/13追記)
先日、創業者の辰野勇氏の書いた本を読みました。
そもそも本人が冒険家で、パタゴニアの創業者イヴォン・シェイナードと友達だというのもすごいですが、阪神大震災で地元の神戸が被災した時に、アウトドアでできることを考え、テントや人員の提供を行うようになったそうです。以来、東日本大震災や豪雨などの地域に積極的に援助の活動を行っています。
もし上場していたら、まちがいなく株式を購入したいアウトドア銘柄です。
MSR(マウンテンセーフティーリサーチ)
創業:1969年
アメリカ/ワシントン州
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マウンテンセーフティーリサーチというブランド名の通り、安全な登山を実現すべく誕生したというガチの登山ブランドです。
そのため、僕のようなファミリーキャンプメインの人にはあまり用はないブランドだと思っていたのですが、
なぜだかペグハンマーはいろいろなアウトドアショップで売っていて、その軽くてスタイリッシュなステイクハンマーに惚れ、悩んだ挙句に購入にいたりました。
MSR〜テント、ガソリンストーブ、スノーシュー、浄水器〜 | 株式会社モチヅキ
MAMMUT(マムート)
創業:1862年
スイス/ゼオン
愛らしいマンモスのロゴでおなじみのアウトドアブランドですが、実は誕生してから150以上の歴史を持つ老舗。
もともと、農業用ロープの製造からはじまり、クライミング用ロープを製造。1972年頃にアウトドアウェアやテントに展開。
MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)
創業:2000年
アメリカ
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アウトドアでも街中でもどっちでもいけるバッグのブランド。
実は、ただオシャレなだけのブランドではありません。アメリカの特殊部隊にもバックパックが採用されているほど機能性や耐久性にすぐれているのです。
ビジネスバッグ(ギリビジネスでも大丈夫そうな)も出ていて、自分へのご褒美に悩んだ時期がありました。
MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)
創業:1993年
アメリカ/カリフォルニア州
ナットのデザインのロゴが印象的な高機能アウトドアウェア、バックパック、テントなどの山岳ギアブランドです。
カッコいいデザイン性だけでなく、最先端技術を積極的に取り入れる革新的ブランドとしても有名です。
MONORAL(モノラルアウトドア)
創業:2010年
日本
スタイリッシュかつ軽量な焚火台WireFlameでその存在を知ったブランド。
スタイリッシュ過ぎてキャンプギアというよりはミニマルなアート作品のような感覚で見てしまいます。
最近さらにコンセプチュアルなやつが出てました。
これはサイト全体に相当なお洒落スキルを求められる焚火台だと思います。
MORAKNIV(モーラナイフ)
創業:1891年
スウェーデン/モーラ地方
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安くて使えるアウトドアナイフの代名詞的な北欧ブランド。
とりあえず一本持っていれば、フェザースティックも作れるし、バトニングもできるしとても便利なコスパ最強ナイフです。
ただナイフはナイフなので、ファミリーキャンプの場合は注意も必要です。
MANASLU(マナスル)
創業:1957年
日本
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1956年にヒマラヤ山脈にある標高8,163mのマナスルに日本隊が初登頂に成功。そのタイミングに生まれた国内最古の圧力式灯油ストーブのブランドです。
昨今のキャンプブームにより、このバーナーも大人気で、やっぱり品切れでした。
そういえば、マナスルにはイモトアヤコさんも登りましたね。
muraco(ムラコ)
創業:2016年
日本/埼玉県狭山市
1974年創業の金属加工業である株式会社シンワが立ち上げたブランド。
高い精度を求められる金属加工業界で培った技術力を生かし、モノトーンをベースにしたデザイン性の高いテントやポールなどのギアを数多く展開しています。
こういうバックボーンがしっかりとしているブランドは品質に安心感が持てます。
まとめ
以上、アウトドアブランド事典『M』でした。やっぱり予想通り最長記事となりましたが、好きなブランドが多くて書き始めたら楽しくて楽しくてたまりませんでした。
この他にもまだMにはmacpac、milestone、MILLETといったブランドがあるのですが、また売り場で本物を触ったり情報を調べたりして追記していきたいと思います。
みていただいた方のなんらかの参考や、良いブランドとの出会いになれば幸いです。