In&Outdoor

インドアな僕がアウトドアの世界にズブズブにハマっていくというイン&アウトドアなブログです。

そもそも人はなぜメンドくさいキャンプなんてやるのだろうか。

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キャンプのキャンセルでふと思ったこと

9月の話ですが、雨でキャンプをキャンセルしました。

その日の夜、準備した食材を家で調理して、ラグビーワールドカップを観ながらいつもより豪華な夕飯を食べました。

その時間もキャンプ場は雨が降っていたので、「すごく悩んだけどキャンセルが正解だったね。」とか言いながらの家族だんらんの食事だったわけです。

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もしその時、無理してキャンプに行っていたとしたら、雨で寒くて暗い中、うちのちっさいヘキサタープの下でいかに調理し、ご飯を食べるかを家族でケンカしながらギャーギャーやっていたんだろうと思います。

 

ふと思いました。ならなぜみんなわざわざキャンプなんてするんだろうと。

 

だって不便ですからね。家ならばすぐにお湯もでるし、レンジでチンもできるし、テレビでラグビーも見れるし、ビールもあるし、アマゾンプライムで映画もみれるし、トイレもあるし、あったかい布団もあります。コンビニもすぐそこにあります。

 

 

なぜメンドくさいキャンプなんてやるのだろうか。

おそらくキャンプをしたことのない人からすれば、本当に「なぜ??」なんだろうと思います。

わざわざ不便な環境に行き、テントを張って、火を起こして、なんてメンドくさいことを、そもそもやらなければ良いわけで。なぜあえて不便なことをするのかと思うんです。

どちらかというと僕もちょっと前までそっち側の人間だったのですが、アウトドアにハマってからというもの考え方が真逆になりました。

 

 

端的にいえば「それが楽しい」から 

もちろん「新しいギアを試してみたい」「写真を撮ってSNSでリア充アピールしたい」というアクティブな楽しみもあります。

逆説的ですが、都会で日常的に生活をしていたら雨の中で寒い思いをしながら狭いタープの下でご飯を食べることはないと思います。その状況を経験できることが価値なのではないかと思います。 

忙しい日常があるから、逆の環境に身を置いて、ボヤ〜としたり、コツコツ料理をしたり、不自由な状態を楽しめるのです。

花の慶次風に言えば、「だがそれがいい」なのです。

 

 

メンドくさいからこそ得られるもの

今回は渋々のキャンセルでしたが、これまでも3回に1回ぐらいは雨キャンプでした。初めてのファミリーキャンプも雨でした。でも意外になんとかなって楽しめるし、得られるものもたくさんあったなと感じています。

 

経験値がアップする

家族で雨の中でいろいろ考えブーブー文句を言いながら、なんとか雨キャンプをする。

仕事も子育てもそうですが、物事はだいたいが想定通りにはいかないものです。

アウトドアというゆるく不自由な世界でなんとか完了させる。するとちょっとした経験値が貯まります。ドラクエのサブクエストみたいなものです。

 

非日常を楽しめる

キャンプはそもそも非日常を味わいに行く遊びだと思っています。なので多少の雨や料理の失敗は望むところなのです。

逆に、キャンプなのに至れり尽くせりなグランピングも非日常という意味では正解なのだと思います。(一回やってみたいけど。高いみたいですね。)

 

子供の情操教育になる

大人でもかなり苦労していろいろと学べるアウトドア。子供だったら初めての体験や苦労、感動が目白押しです。子供たちにいろいろな経験を積ませるならアウトドアはかなりオススメです。

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