アヒージョ(ajillo)とは
小さめの土鍋やスキレットで、にんにく(ajo)といっしょにマッシュルームやタコやエビなどをたっぷりのオリーブオイルで煮込むスペインのおつまみです。
パエリヤ、ピンチョスなどと並ぶ代表的なスペイン料理のひとつで、最近ではアウトドアで作る人も結構います。
実はアウトドアでもお店レベルの味が作れる簡単な料理なんです。
スキレットでつくれば、キャンプ感溢れるビジュアルにもなるのでさらにオススメ。
とっても簡単。アヒージョの作り方
スーパーで「アヒージョの素」とかも売っていますが、まったく不要です。
にんにくとオリーブオイルと塩と具材があれば、もうほぼスペインバルです。
①食材・道具の準備
にんにく、オリーブオイル、鷹の爪、塩(岩塩がオススメ)、マッシュルーム、シーフードミックスを用意しました。
ただ、メインの具材に関しては、エビ、タコ、牛肉、鶏肉、ソーセージ、エリンギ、ジャガイモ、ブロッコリーなどなど、お好みでなんでもアリです。
炭火でもバーナーでもOKなのですが、グツグツなっているのをハフハフ食べるのが一番うまいです。
熱したまま食べるために、卓上に五徳(エスビット)と固形燃料を使って、居酒屋風を試してみました。
②具材をカット
具材を適当にカットします。今回はシーフードミックスなので、マッシュルームを4分の1サイズにカット。にんにくは細かく刻みます。
細かく刻んだにんにく、これがアヒージョの名前の由来だそうです。
「小さいにんにく」もしくは「にんにくちゃん」という意味。
③オリーブオイルを入れる
スキレットにオリーブオイルを入れます。具材がひたひたになるぐらいたっぷりと入れます。
もこみちレベルに入れて大丈夫です。
うちの小さいスキレットには100円ショップで買ったミニボトルのオリーブオイル(82g)がちょうど良い量でした。
あとは塩をたっぷり入れます。少し多いかな、ぐらいでぜんぜん大丈夫です。
足りなければ後で足すこともできます。
④具材を入れて弱火で加熱
火にかける前に、マッシュルーム、シーフードミックスなどの具材をスキレットに入れます。
弱火で10分〜15分ぐらい加熱するだけです。
お好みで、ペッパーやバジルを加えてもよいですね。
ホントに簡単ですね。
⑤完成
グツグツとなってきたら完成です。完成というかずっと加熱しながら食べます。
味が足りないなと思ったら、ちょうど良いところまで塩を足せばOKです。
アヒージョ×キャンプの楽しみ方
焚き火やバーナーでスキレットごとアヒージョをゆっくり熱しながら、ワインやクラフトビールをちびちび楽しむ。最高の時間です。
写真のソラチビールは最近のお気に入り。
パンをオイルにつけて食べるのが本場風
パンをアヒージョのオイルにつけて食べるのも正統なアヒージョの楽しみ方。いっしょにフランスパンを炭火で炙っていっしょに食べるのは本当にオススメです。
「無限アヒージョ」のススメ
これは僕のオリジナルですが、継ぎ足し継ぎ足しで具材を変えながら「無限アヒージョ」を楽しんでいます。酔っ払ったノリで余っている食材を入れてもぜんぜんアヒージョになるので、にんにくとオリーブの力ってすごいなと思います。
余ったオイルは翌日のスープにも
食べ終わった後にオリーブオイルが余るのですが、この余ったオイルも翌朝のスープ等に活用することができます。
ゴミも出ないし片付けも簡単です。
キャンプ飯にアヒージョを
簡単かつ超うまいお洒落キャンプ飯「アヒージョ」汎用性も高いのでオススメです。
「とりあえずアヒージョできたよ」なんてセリフをさらりと言えるお父さんを目指しましょう!